207、家族ビジネスを行う上で陥りやすい4つのトラップ

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

会社を経営していく中でもっとも難しいことはなんだと思いますか?いろんな経営者の人からの話を聞いていると、どのように商品やサービスを販売していくかといった外向きのアプローチではなく、会社の方針の一致や目的の統一といった内向きのアプローチがもっとも難しいという話をよく聞きます。

確かに大きな組織を導いていく中で、いかに人の意識を同じ方向に向かせるかといったことは、簡単なことではないはずです。小さなチームのリードさえ、うまくできないことが往々にしてあるのですから。

本日のトピックは家族ビジネスについてです。この家族ビジネスは効果的に行うことによって、一般的な会社よりも大きな力を生むことがわかっています。それはどのような方法なのでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【家族ビジネスを行う上で陥りやすい4つのトラップ】

 

「何か調子でも悪いんですか?私たちの会社が倒産でもするのでしょうか?それともどこかに買収されるのですか?」

 

チャーリー氏は2年前にMBAを取得し、家業を継ぐことになりました。そんな時工場のマネージャーからそんなことを聞かれたのです。チャーリーにとっては家族の名前で自分を売っていくのではなく、自分の力で社員からの信頼を得たいと考えていました。したがって彼は今までの方法ではなく、自分の信じる方法でビジネスを進めるようになっていたのです。

 

しかしその彼の行動と会社の行動があまりにも今までと離れてしまっていたため、工場のマネージャー達に不安感を醸成してしまっていたのです。そうです彼は自分の方法で信頼関係を築いていきたいと思っていたにもかかわらず、結果として不信感を抱かせてしまっていたのです。しかしこれは彼に限ったことではありません。

家族ビジネスを継ぐということは簡単なことではありません。大きく二つの失敗例をあげると、ただ受け継いだだけで、自分の意志がなくただ会社の流れに身を任せてしまう失敗例と、チャーリーのように今までのやり方を無視して、自分流でビジネスを進めて失敗してしまう例です。

 

前者が失敗に終わることは一目瞭然ですが、後者も危険です。なぜなら今までの文化や伝統をないがしろにすると、それがうまくワークしていた社員にとっては不満以外の何者でもないからです。とはいえ今までと同じことをしていても会社は衰退の道を辿ってしまいます。それでは家族経営をしていく上で、どの脳な点に注意していかなければいけないかを見ていきましょう。

 

<会社の目的を一致させる>
家族経営のもっとも陥りやすいトラップの一つに、皆が同じ方向に向けていないというものがあります。もちろんこれは一般的な企業でも同じことが言えるのですが、家族経営はそこに私怨も含まれてしまうことがあるので厄介です。家族経営は皆が同じ方向に向けてビジネスを行った時、通常より大きな力が働きます。

なぜなら彼らは短期的な利益ではなく、長期的なビジネスの経営に向けてビジネスを進めていくことができるからです。この効果を発揮するためには、会社を私怨で動かしてはいけません。なぜこの会社を運営しているのか?を家族全員が一致させることで、より大きな力を生み出すことができるようになります。

 

<初めから高い位につかない>
これも家族経営が陥り安いトラップの一つです。例えばビジネス経験が乏しい人がいきなり会社のトップクラスに着いたら社員はどう思うでしょうか?おそらく彼らのやる気は削がれてしまいます。

外部でそれなりのキャリアを積んでから家族ビジネスに入ってくるのは別ですが、そうでない限りは他の社員同様に低いくらいからスタートしていきましょう。これは他の社員への配慮からだけではなく、その人にとってもその方が有利に働くことがわかっています。

 

<正しいプロセスでジャッジする>
例えば一般社員(子)、マネージャー、CEO(親)という力関係があるとします。基本的には、一般社員がマネージャーにプランをあげて、それの良し悪しでCEOがそのプランを実行するかを判断します。しかし親子の関係であると、このマネージャーを通すというプロセスが抜け落ちてしまう可能性があるのです。

なぜならば彼らは自分たちの意見が一般的な会社に比べて、通りやすい環境にいるからです。しかしだからと言ってそれを許してはいけません。このような状態になってしまうと、いかに優秀なマネージャーであっても、その会社の体制を嫌いになってしまうでしょう。どのような関係性であっても、正しいプロセスを踏まなければ、他に不協和音を生じさせてしまいかねません。

 

<プライベートと仕事を切り離す>
これも当たり前のことかもしれませんが、以外と徹底できていない家族ビジネスが多いことを経験上把握しています。まず最低限呼び方は変えなければいけません。仕事とプライベートが同じ呼び方であると、無意識にプライベートと仕事を混同してしまいがちになるからです。

重要なことは境界線をはっきりさせることです。仕事場では常にプロフェッショナルでいることを気をつけなければいけないのです。

 

このように正しい行い方を知っていれば、家族ビジネスは良い報告に向かうことが多いことがわかっています。このポイントでもっとも重要なポイントは、家族がどこを向いているかです。残念ながら家族の一人が自分だけの利益のために走ってしまっては、その会社は衰退していくことでしょう。

しかし反対に皆が同じ目的地を目指して一致団結している場合では、他の一般的な企業では作ることのできない、大きな推進力を生むことができるようになるのです。

ありがとうございました。

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