866、調査:スカーフを被っている女性は採用されにくくなる事実

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

今回のトピックは非常にセンシティブな問題です。テロが全世界で起こっている中、ムスリムの人たちに対する目が厳しくなったことは確かでしょう。しかし危険な思想を持っているムスリムの人などほんのわずかしかいないことは事実です。

しかし心理的にはそう簡単に解決できないことも事実でしょう。宗教による差別は今後どこに向かっていくのでしょうか?

それではみていきましょう!!

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【調査:スカーフを被っている女性は採用されにくくなる事実】

 

今年の初旬、ヨーロッパの最高裁で雇用主は従業員に対して、宗教的な意味合いの持つものを身に着けることを禁止することが可能になりました。これはムスリムにおけるヘッドスカーフにも対象となり、実際職場でヘッドスカーフをとらなかったことにより、解雇された人もいるのです。

ドイツ・フランス・ネザーランドでは公共の場でのヘッドスカーフ禁止とされているところも存在しているのです。

ある紙面でのインタビューで、女性のヘッドスカーフに対して意見を述べている記事があります。それを見ていきましょう。

 

インタビュアー:まずあなたがこのヘッドスカーフの問題に対してどのような体験をされたのでしょうか?

 

インタビュイー:私は3つのレジュメを作っている女性を知りました。彼女は異なる名前と写真を使用していたのです。彼女はドイツで働くことを希望している女性でした。その履歴書の一つは、ドイツの名前でSandra Bauerと記入しており、残りの2つをトルコの名前でMeryem Öztürkと記入していました。

そしてその一つの写真はヘッドスカーフを巻いていたのです。彼女は数多くの企業にエントリーをしていましたが、その中でMeryem Öztürkでヘッドスカーフを身に着けていた履歴書は、Sandra Bauerの履歴書と比べて4.5倍、企業へのアプライの確率が異なっていたことが分かりました。

 

インタビュアー:ではトルコ名でヘッドスカーフをしていない履歴書は、ドイツ名での履歴書と同じ扱い輪されたのですか?

 

インタビュイー:いいえ、そのケースでは1.4倍アプライの確率は難しくなっていました。

 

インタビュアー:この結果に驚きましたか?

 

インタビュイー:はい、まずムスリムに対する高い差別意識が大きく存在していることに驚きました。(昨今の国の情勢から理解はできますが)二つ目にヘッドスカーフがその差別を助長する判断基準であることが改めて認識させられました。

 

インタビュアー:なぜリサーチのベースを企業の採用という基準に選んだのですか?

 

インタビュイー:まず採用プロセスです。採用マネージャーは応募してきた人たちをふるいにかけます。もし同じ基準の二人がいたならば、何で判断されるのかを確認したかったのです。

 

インタビュアー:どのようにして宗教的な差別を学習しようとしたのですか?

 

インタビュイー:多様性トレーナーは私に言いました。企業は性別や年齢の多様性については受け入れる体制が整いつつあります。しかし宗教も同じではありません、と。このような経験をしている人はこの女性以外にも多く存在しています。これは移民が行われたときからずっと起こっているのです。でも大衆の声に彼女たちの声は届きません。

 

インタビュアー:あなたの別の著書でもあります、オーストリアの移民の仕事に対しての差別はどうですか?

 

インタビュイー:オーストリアにおいても同じ方法を用いて調査を行いました。結果オーストリアにおいても、ドイツのヘッドスカーフと同じような、高い差別を受けていることが分かりました。オーストリアの場合は黒人がドイツのそれにあたっていました。

 

インタビュアー:企業がこの差別の問題に対してできることは何でしょうか?

 

インタビュイー:採用の段階で言えば、まず履歴書に顔写真を張ることをやめるように働きかけることでしょう。もちろんこれだけでは根深いこの宗教的な問題が解決されたわけではありません。今またしても少数派が差別を受ける時代に突入し始めました。

特に移民のムスリムに関しては特別なバイアスがかかったように感じています。これらの差別が解決されるには一つの動きではなく、政治的により働きかけることが重要性を増してくると思います。

ありがとうございました。

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