915、自分の仕事にモチベーションを感じるための3つの質問

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

このブログの読者の多くは30代の順調にキャリアを積んできた人たちでしょう。今一度自分のキャリアを振り返ってみましょう。いやキャリアではなく自分と自分の環境です。

30代はあまりに環境が変化する年代です。結婚・出産・昇進などで今までとは同じようにいかなくなります。20代を走り抜けて全ての大人へ、今一度自分を振り返ってみましょう。

それではみていきましょう!!

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【自分の仕事にモチベーションを感じるための3つの質問】

 

2009年の不況の中で、私は幸運にも超有名企業に好条件で転職することができました。表面上は、待遇面・収入面において破格の機会であったと思います。しかしその仕事に私は全くワクワクしなかったのです。

月曜日から仕事をはじめ金曜日まで窓のない閉じ込められた空間で会議の日々。私はみじめな振りはしませんでした、しかし働き始めて4.25日でプランBを実行する間もなく、その仕事を辞めました。

私はその仕事を続けるべきだったかもしれません。ボード上に乗っておくべきだったかもしれません。新しいクライアントとうまく付き合っていくべきだったかもしれません。

 

この「べき」という言葉は多くの人を幸福から遠ざけているのかもしれません。実際私たちは自身が望むことをやらなければいけないのです。そしてそれが会社にとっても利益を生むこととなるのです。

しかし私たちはこの「べき」から逃れることができません。私たちはこの世界を生き抜いていくためには「No」ではなく「Yes」と直ちに声をあげなければいけません。それがオーバーコミットとなり、視野を狭め、バーンアウトを招くとしてもです。

多くの人が自分の関心ごとよりも、人のリアクションに敏感になってしまっています。私たちはそごとで幸せを手に入れるということは、満足度が高く、関係性が良好で、成功を収めることです。そんな幸せを手に入れるために、仕事を受ける前に3つのステップで考えていきましょう。

 

<自分のモチベーションはなにか?>
外部的なモチベーションではなく、内発的モチベーションをさします。外発的モチベーションとは外部からの影響によってモチベーションが左右され、金銭面や報酬、地位などが代表的です。これは一時的な効果を発揮しますが継続的な効果を発揮することはできないのです。

実際収入が仕事の満足度を満たしていると答えた人は2%しかいないと調査で分かっています。一方で内発的モチベーションが高い人はそうでない人の3倍、仕事への満足度が高いことが分かっています。

ではどのようにしてモチベーションを測ればよいのでしょうか?それは自分が情熱を傾けることができる仕事であるかを考えることです。会社の長期的なビジョンに共感し、自分がやりたいこととその仕事の方向性が一致しているかを考えるのです。

もちろんモチベーションは白黒はっきりできるものではないので、時には外発的要素も必要です。しかし長期的に物事を実施していくのであれば、内発的モチベーションを高めることが必要になってくるのです。

 

<その仕事は自分の価値観いそぐうものか?>
私たちは自分の価値とそぐわないものに情熱を傾けることができません。自分の価値とは何なのでしょうか?それを確かめるためにも4つをリストアップしてください。優先順位が高いもので、そしてそれをできるだけ具体的に書いていくのです。

そのリストアップした自分の価値と今行っていることにギャップが大きいようであればその仕事をはあまりうまく進まないことでしょう。

少し矛盾しますが、お金に価値を高くおいている人には、報酬が高い仕事がその人にとって、もっとも効果を発揮することもあり得ます。何が正解不正解ではなく、自分が何に価値を置いているかも確かめなければいけません。

 

<選択肢を持っているか?>
この問題は多くのトピックでは初めにもってこられることが多いです。それは「選択肢を持っているか?」です。しかしこのトピックではあえて最後に考えるようにしています。つまりスケジュールが開いているから選ぶことができるとかそのような理由で仕事を選んではいけないからです。

私がこれまで提案してきたのは、その仕事に内発的モチベーションを感じ、自分の価値にあっている仕事であるかどうかでした。そしてそれが自分自身で選択できるかどうかを見極めるのです。つまりコントロールできない仕事ではなく、自分で選択してコントロールできる仕事を最後に選んでいくということです。

 

ある女性エグゼクティブのお話です。彼女は仕事内容をとても気に入っており、十分にモチベーション高く、自分のやりがいを感じていました。しかし彼女には会議のインビテーションが多くかかることがあり、彼女はそれを選択して出席していました。

同僚や上司、クライアントは彼女にすべての会議に出席することを求めていましたが、彼女は自分が出席する会議は自分で選択していました。それは正解で、そのおかげで彼女の仕事ぶりは社内で大きく評価されることとなったのです。

仕事が山のように降りかかってくる状況で、しっかりと自分と仕事を見極めて、取捨選択していく。この方法はこれからのビジネスパーソンいとって非常に重要なスキルとなってくることでしょう。

ありがとうございました。

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