921、検証:ビジネスプランの出来がスタートアップの成功と関係があるのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

多くの場合、不透明なことが多いため、スタートアップは大方のビジョンでアクションを開始していくでしょう。

しかし不透明ながらもしっかりとしたプランを作成することは、実はスタートアップを成功させるうえで非常に大きな役割を持っていることが分かりました。その調査を見ていきましょう。

それではみていきましょう!!

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【検証:ビジネスプランの出来がスタートアップの成功と関係があるのか?】

 

 

敵を倒すときのプランについて、元世界重量級チャンピオンMike Tysonは「誰もがパンチを食らうまで、プランを持っている。」と答えています。これは起業家の考え方に通じるところがあるかもしれません。

やりながら学ぶことがスタートアップにとっては非常に有効な手段であり、ビジネスパウランを20ページも作成するよりも一つのカスタマーへ行動を移した方が早いことが分かっています。

 

反対意見としては、目的のあるプランはスタートアップがみちから外れそうになった時に非常に役立つことも事実です。今自分はどこにいるんだろう?何をすべきなのだろう?という問いに対して役立ってくれるのです。

 

この問いに対して多くの研究がおこなわれています。どちらも立たせる回答が多いですが、結論スタートアップはやりながら学ぶことが優位であるとされています。

理由としてスタートアップがまだ何も行動を起こしていないプランよりも、すでに行動に移し経験を積んでいる起業家のほうが外部のファイナンスからの資金を調達できたり、ビジネスの成長やイノベーションを起こしやすくなるからです。

 

より根拠を求めるために我々は2005年から2011年までの6年間に起業した1000を超えるUSの起業家をサンプルに、広域にデータを集めスタートアップがどのような動きが好まれるのかを調査してきました。

そこで我々はこの起業家たちを二つのグループに分けました。正式なプランを書いているチームとそうでないチームです。そして両者同じ方法を使って測定していきます。同じ方法を使用する意味として、どちらにも不公平にならないためにです。

 

分かったことはプランを書いていたチームの方がそうでないチームに比べて16%多く目標に到達していることが分かりました。二つ目の発見は、プランを書いた方が7%多く成長性が高いスタートアップがあった事、イノベーティブな観点から見ても4%高いことがわかりました。挑戦者が優れていれば、プランを書いていた方が優れた結果が出ることが分かったのです。

そしてファイナンスにおいても、しっかりとプランを書いていた方が、19%多くコミットしていたこともわかっています。プランを書いたことがスタートアップの成否をゆだねることが分かってくれたのではないでしょうか?プランがその後のスタートアップの行動やビジョン、組織に大きな影響を与えることが分かりました。

 

多くの場合、スタートアップはプランを書くか書かないかで迷っており、最終的に書かないで走り出す場合が多いのです。しかし御覧の通り、スタートアップが順調に走り出すうえでプランを書いておくことが必要なことは理解いただけたと思います。

すべての起業に必要というわけではありませんが、プランが良くかけている起業が順調に進んでいることは把握しておいたほうが良いでしょう。

ありがとうございました。

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