168、あなたの会社のデータはAIの役に立つのか

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

ビジネス書を開けば、AIと言う文字を見ない日はないでしょう。それくらいAIは私たちにとって身近なトピックに変化してきています。ではそれを利用するとなったらどうでしょうか?

おそらくAIを利用するために何が必要かを正確に答えることができる人は少ないのではないでしょうか?しかし確実にやってくる時代の中で、私たち、特に会社単位ではどのような対応をしていかなければいけないのでしょうか?

それでは見ていきましょう。

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【あなたの会社のデータはAIの役に立つのか】

 

AIの時代がやってきました。この話題は昨年2017年に引き続き今年もホットトピックとして続いていくことでしょう。もちろんこの話題はGoogleやFacebookといったテックカンパニーだけの問題ではなく、ほとんどの会社の関心ごとになっていきます。この問題はいかに次の時代を生き抜いていくかといった問題です。

 

そんな中でビジネスエグゼクティブの人たちと話していると、AIとうまく付き合うためにはどうすれば良いかと尋ねられます。私が反対に質問をし返すと彼らは「データ」が必要であると答えます。これは正解で、ほとんどのビジネスプレスはデータの重要性を解いています。

そうですデータがAIを動かすガソリンとなっていくのです。そのように答えると多くのビジネスエグゼクティブは安心します。なぜなら彼らは顧客のデータを膨大に保管しているからです。

 

しかしこれで本当に安心できるのでしょうか?答えはノーです。前提として、AIがデータをガソリンとして動くことに間違いはありません。AIを動かすためにはデータが必要なのです。

では何がノーなのでしょうか?それはほとんどの会社が持っているデータがAIの必要なデータではないということです。例えば今のデータを使用すれば、天気予報を予測することができます。

もしくはトイレットペーパーの売り上げを予測することができます。つまり今のデータでできることは「予想」することなのです。

 

そうつまり私たちが用いているデータは、AIが必要なデータをデータと呼ぶなら、それはトレーニングデータということになります。なぜならば今私たちが所有しているデータでは今後の「予想」はできても、それをAI自体がベストな行動にコンバートできなければAIの使用する意味がありません。なぜならベストな行動をクリエイトすることがAIの得意分野だからです。

 

では何が必要なのでしょうか?それは単にデータをデータとして収集するのはトレーニングデータに過ぎません。それを使用するためにアルゴリズムでデータを行動にまでコンバートしていかなければいけません。

そうすることによって、例えば今まで$10百万しか売り上げなかったものを、$100百万にするためにはどのような戦略が必要なのかを、AIに戦略立ててもらうのです。

 

つまりAIには学んでもらわなければいけません。今までのデータから考えると、データは簡潔な情報を整理することで特定の膨大な情報を一般化することができていました。しかしAIは複雑な成功や失敗から学ぶことができることです。

つまり情報が多ければ多いほど、AIが考えることのできる幅が広がるのです。AIにはデータがガソリンになることは間違いありませんが、そのガソリンとなるデータを蓄積するためには、より詳細なそして生きたデータが必要になってくるのです。

ありがとうございました。

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