190、COTYが改革を起こすことのできた企業文化とは

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

COTYという会社をご存知でしょうか?おそらく日本ではあまり聞き覚えのない会社かと思います。同社は化粧品関連のグローバルメーカーであり、香水の分野では世界No1のシェアを有しています。

また昨年P&Gから化粧品部門(WELLAやMax Factorなど)を買収したことで、世界No2の化粧品メーカーとして成長してきました。まだまだ日本でのプレゼンスは高くありませんが、日本での成長も注目していきたいところです。

それでは見ていきましょう!!

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【COTYが改革を起こすことのできた企業文化とは】

 

最高の仲間とモチベーションで共通のゴールに向かって働きかけた時、時としてマジックのような成果が起こることがあります。グローバルで展開している化粧品メーカー・COTY社はこのマジックを幾度となく起こしてきました。2010年COTYは自社の規模を急速に上昇させてきた背景に、自社のサプライチェーンを変革してきたことが挙げられます。

当社は拡大戦略につき、自社のグループのコントロール機能を強化させる必要がありました。そこで彼らはいくつかの戦略を自問自答してきたのです。より成長を加速させるにはどうしたら良いか?人を巻き込むには?フロントラインにより生産的でイノベーティブなアクションをとってもらうにはどうすれば良いのか?などです。

 

この問いを、パートナーコンサルタントとともに実行に移し、改革を行ってきました。その中でCOTYはリーダーやチームのスキルが上がったことだけで成功してきたのではなく、チームの選出によって成功を収めてきたともいうことができます。

また彼らは通常よく用いられる経営戦略を実行したのみならず、彼ら独自の成功哲学があるようです。その哲学を項目ごとに見ていきましょう。

 

<即行動>
成功の定義は「即行動」です。COTYはこれを「改革の機会」として捉え、イノベーションの加速とビジネスの成長を助長させてきました。これは社員の協力なしにはありえません。社員の自発的に行動に移す精神とともにユニークな貢献を促し、「Act Today, Shape Tomorrow(行動し磨きをかける)」を掲げてきたのです。

これをエグゼクティブたちが社員に呼びかけ、「Stop→Go(止まるではなく、進む)」「have to→want to(しなければいけないのではなく、したい)」「top down→all in(トップダウンではなく、鼓舞しあう)」に意識を変革させてきたのです。

 

<賛成者を募る>
必ずしも全ての人が反応を起こしてくれるわけではありません。社員の中には改革に対して反応を起こさないものもいることでしょう。しかしそのような人たちが根本的に情熱が低いわけでもなく、行動できないわけではありません。

何かしら実践できない理由が存在するのです。これはチームとしても考えられます。彼らの関心をまずは理解し、解決してあげることが必要とされるのです。

 

<採用基準>
TEDでも有名な、採用のプロフェッショナルであるSimon Sinek氏も語っていますが、採用はスキルや評判でするものではなく、人格で採用するべきであると考えています。COTYもスキルの以前に情熱を持って働くことができるのかを判断基準として採用しているのです。

 

<自発的な仕事の姿勢>
「改革の機会」を掴むためには仕事が増えることが多々あります。しかしこれは無駄に仕事を増やすのではなく、勝つための仕事としてです。常に仕事を多く要求するのではなく、必要な時に集中して仕事ができるよう社員の自発的な意識を高めておかなければいけません。

力の入れるところは入れる、リラックスできる時には十分に休息を取れるようにしておくことも大切です。

 

<リーダーが動く>
リーダーシップはデスクに座っていても発揮されません。現場に出向いてこそ彼らの意義は発生するといっtも過言ではありません。COTYでは同じことを実践しています。ようは机上の空論者と実際の現場を把握している人間、どちらがリアリティーを有しているかということです。

現場を知らないリーダーは必ずフロントラインから不満が上がったり、顧客のニーズをつかめずに終わってしまうのです。

 

<スピード感の重視>
COTYはグローバル企業でありながら、スピード感を非常に重視しています。時としてグローバル企業になればなるほど、意思決定のプロセスが煩雑になりかつてのスピード感を失ってしまいます。しかしCOTYでは、煩雑なチーム編成をし意思決定を遅らせることを良しとしない文化があります。

フレキシブルにチーム編成をし、スタートアップのスピード感を重視しているのです。

 

以上COTYが大切いしている企業文化ですが、実はこれらは特に目新しいものではありませんしかし実際の会社がこのシンプルなことを行動に移すことができてい何のが現状なのです。この文化は会社が大きい小さい関係なく明日から行動に移していくことができます。あとは会社がやるかやらないか、それだけです。

ありがとうございました。

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