384、好奇心を忘れた大人は、ピーターパンを否定する

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

空を飛びたいという好奇心から、ライト兄弟は飛行機を作りました。

大学の友達と繋がりたいという好奇心から、マークザッカーバーグはFacebookを作りました。

このように世界できな発明は、全て人の好奇心を出発地としています。しかし大人になると好奇心は薄れていってしまいます。あなたはピーターパンのままですか?それともピーターパンは子供の物語だとバカにしますか?

それでは見ていきましょう!!

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【好奇心を忘れた大人は、ピーターパンを否定する】

 

革新的なアイデアや新しい発明は、人がもつ好奇心から作られてきました。新しい情報や体験新たな可能性を探求する心は、人間の本質的な行動なのです。

好奇心を持つということは、研究の結果から3つの利点があると考えられています。まず一つ目は、好奇心は今まで以上にこの世界で効果を発揮するということです。今までのシステマチックかつ効率的にビジネスを進めることが良しとされていた時代から、好奇心を皮切りに新たなビジネスが生まれ、周りを巻き込んでいくことが期待されています。

次に好奇心は、規模に関わらず、組織に変化をもたらすということです。人一人が持つ力は小さいのかもしれません。したがってエネルギーが集中しなければ変化は起こりません。しかし一人一人が小さいながらも好奇心というエネルギーを持つことによって、組織を良い方向に変化させることが可能なのです。

そして意識の問題でもありますが、社員は好奇心を持って仕事に取り組んでいる時とそうでない時とを比べた時、前者が圧倒的に仕事の効果が高いといいます。しかし残念ながら今の職場環境では、24%しか好奇心を常に持って仕事ができていないというデータもあります。

 

これまでは多くの研究者が述べている3つの利点を紹介しました。またそれ以外にも新たに、好奇心がビジネスにもたらす利点を発見しました。

<意思決定のミスが少なくなる>
好奇心が引き金で始まったビジネスには変な先入観がないとされています。つまり果敢に挑戦する環境が自然と整えられているのです。間違ったデータからの分析や固定観念が邪魔しないため、意思決定は感覚的であっても的を得ていることが多くなるのです。

 

<好奇心はクリエイティブな仕事以外にも効果を発揮する>
好奇心と聞くと何かクリエイティブな仕事をしている人たちが得られるセレンディピティみたいなものと思っている人も少なくありません。しかし普段の仕事がクリエイティブでない人たちにも好奇心は必要なのです。好奇心とは今を疑う力とも言い換えることができます。つまり好奇心を持っていれば、今のルーティンの仕事もより良い新しい方法に変えることができるかもしれないのです。

 

<チームの衝突を減らす>
好奇心があるということは、人に対して心を開いているということです。つまり相手の意見を受け入れる準備ができているのです。このような人たちは、仮に自分の意見があったとしても、相手の提案が良いものであれば、自分の意見といかに融合できるかを考えるのです。

 

もちろん良いことばかりではありません。好奇心にもネガティブな要素はあります。特にそれが引き起こされるのは、リーダーが好奇心の重要性を理解していない時です。少し前までの考えられ方は、好奇心は無駄なものとして捕らえられてきました。そしてその固定観念をリーダーが持っていると、好奇心から生まれたアイデアは絵に描いた餅として意味のなさないものになってしまいます。

好奇心は誰もが持っている能力です。しかし守りの姿勢に入ってしまうことでその輝きは失われてしまいます。あなたがリーダーであるならば、チームの好奇心を引き立てることを意識しなければいけません。あなたがプレイヤーであるならば好奇心を常に持って、仕事をすることを忘れてはいけません。

ありがとうございました。

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