404、なぜ私は、優秀な社員に外の世界を見ることを推奨するのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

優秀な社員であればあるほど、自分たちの会社にとどまってほしいと思いますよね?しかし今回お伝えしたいことは、”優秀な社員であればあるほど、積極的に外の世界を見て来るように推奨する”ということです。

一見矛盾している考え方ですが、結果的にこの考え方が、ビジネスをよりよくさせる方法であると考えられているのです。その理由とは何でしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【なぜ私は、優秀な社員に外の世界を見ることを推奨するのか?】

 

「優秀な社員を採用するためにはどうしたら良いですか?」

「優秀な社員を自社に止まってもらうためにはどうしたら良いですか?」

私が講習中でよく聞かれる質問です。私の中の答えは、「優秀な社員には、外にでる(別のところでキャリアを積むこと)ことを推奨しています。」と答えます。これは質問した人からすると、一見意味をなさない答えのように聞こえます。しかし私は長年の経験や調査の結果からこの方法がもっとも、組織としてのビジネスを成功させるのに有効であると知っています。

 

ではなぜ私は、社員に外にでることを推奨しているのでしょうか?以下その理由を見ていきましょう。

<成長意欲をサポートする>
調査によると、今の社員は自分が成長できる環境であるかを大事に考えます。特にミレニアルの世代ではその傾向が顕著に感じられるのです。プロフェッショナルになることや自分のキャリアを積んでいくことを理想としているのです。

しかし一方で会社は成長の機会を与えていると言っても、社員がそう感じているとは限りません。実際半数以上の社員が今の会社に対して成長できる環境であると感じていないのが現状です。

そこが私が外にでることを推奨する理由です。実際外に出なかったとしても、社員の目は確実に外に向けられます。つまり視界が広がるということです。視界が広がることで、自社に止まりながらも成長する機会を自分で掴んで来ることができるのです。

 

<キャリアを相談できる環境ができる>
普通は上司とキャリアを相談するとき、自社のステップの中でいかにキャリアを積んでいくかを相談します。しかしこれも非常に限定的であって、そこに社員の本心はない可能性があります。

しかし外に出ることをオープンにしていると、キャリアの話をするとき、自然と自社内だけではなく外についても話が膨らんでいきます。より幅広く選択肢を与えてあげることで、自社に止まることも最適な選択の一つであると考えられるようにもなるのです。

 

<退職者からのベネフィットを受けることができる>
もちろんオープンにしていると、実際に退職する人も少なくはありません。しかし彼ら退職者は自分たちの会社にポジティブな印象を持ってくれます。そうすると、評判が良くなり優秀な人材が入って来るな循環が生まれます。

また紹介といったより信頼できるソースからの採用が増えることが期待できます。退職した理由はあくまで地震のキャリアアップのためであり、その会社もまたいろんなことが学ぶことができる会社であると、退職者は評判を高めてくれるのです。

 

<帰って来やすい環境を作る>
転職者の全てが転職に成功するわけではありません。むしろ彼らのキャリアにとってはマイナスの作用が生まれる可能性もあるのです。そのとき私たちは彼らに戻って来やすい環境を整えてあげています。

退職のとき、いつでも帰って来て良いという雰囲気の会にしてあげるのです。そうして彼らにこの会社がホームであることを印象付けておけば、転職に失敗した優秀な社員が戻って来ることも少なくはありません。

ありがとうございました。

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