418、この10年間でAppleが行ってきたPR戦略を学ぶ

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

iphoneのSteve Jobsのプレゼンテーションはあまりにも有名です。しかし一方でほかのPRにもさまざまな戦略がとられてい流のをご存知ですか?

本日はその戦略を紹介します。

それでは見ていきましょう!!

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【この10年間でAppleが行ってきたPR戦略を学ぶ】

 

私が初めてApple社でPRエージェントとして働き始めたのは、オーストラリアのシドニーにて1997年からです。この時期はSteve JobsがApple社にかえってきた時期であり、まださまざまなデバイスをNewtonと呼んでいた時期です。そうまだまだApple社が日の目を浴びていない時期でもあります。

しかしそれからの数年間でAppleは世界の歴史に名前を起こす勢いで急成長を遂げました。その時私はオーストラリアからシンガポールへ拠点を移し、アジアへのPR戦略としてAppleに製品PRチームに参画しました。

私はAppleの製品が世界を変えたと信じており、その役割の一端をPRチームが担ってきたと自負しています。本日は我々PRチームが行ってきた5つの教訓をお伝えします。

 

<シンプルにつとめる>
メッセージは勤めてシンプルに。PRでは小学4年生かそれ以下でも理解できる内容にすることを心がけました。説明を複雑にするのが親切ではなく、極力わかりやすくすることが親切であり、かつ広範に広がっていくポイントです。

 

<透明性を価値にする>
私たちはPRを重要な製品の公開や会社のマイルストーンの公開だけに限定しました。アップデート情報や人事関連はめったにPRしてこなかったのです。このポリシーは不満の声もあったが、私たちは情報を繁雑にさせることを嫌い、届けるメッセージの透明性の維持につとめたのです。

 

<インフルエンサーを活用する>
Appleの重役が商品を使い始めるのと同時、もしくは早い段階でレポーターやインフルエンサー、アナリストなどに商品の使用、フィードバックを求めていました。これは例えばIphoneの有利性などを言葉ではなく、モノで勝負することでインフルエンス効果を高めることができたのです。

 

<ブランドに集中する>
Appleはモノを売る会社ではなく、モノに関連するストーリを販売する会社であり、それが世界をかえる会社であることに集中しました。だからPRもモノにフォーカスするのではなくストーリーにフォーカスすることで消費者の賛同を得ることができたのです。

 

<配信メディアを慎重に優先順位づけをする>
一方で私たちはパブリッシャーを絞ってもいました。だいたい5~10のパブリッシャーで商品をインフルエンスしていたのです。理由は簡単数が多ければ情報量が増え出現頻度は増すかもしれないが、情報の正確性は減少するからです。したがって絞ることで商品の魅力を減少させることなく多くの人に情報を届けることができました。

ありがとうございました。

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