438、PwCから学ぶ、デジタルスキルを組織に浸透させる考え方
こんにちは、くらもとたいしです。
技術が日進月歩(秒進分歩にまで進んでいる気もしますが)で変わってきている中で、それを使う社員のマインドが追いついていないケースが見られます。いかに素晴らしいテクノロジーが生み出されても、それが普及しなければ何も成し遂げることができないからです。
デジタルスキルを向上させることは個人の問題にも思える部分ですが、これほどデジタル化が進んでいる中で、組織としては組織が旗を掲げて、全ての社員にデジタルスキルを向上させるという姿勢が今求められているのではないでしょうか?
それでは見ていきましょう!!
<Sponsored Link>
【PwCから学ぶ、デジタルスキルを組織に浸透させる考え方】
この時代は、全ての組織が顧客やクライアント、社員そしてそれらに関わるビジネスにおいて、データの価値やテクノロジーなどのデジタル化がより良い未来を導いていくことを理解しています。したがって組織として社員がテクノロジーに精通していることを求めます。
しかし現実は労働力不足という現実に加えて、テクノロジーとは何かを理解していない人が大半です。したがっておkれからの組織に求められることは、既存の社員へのデジタルスキルを向上させることです。デジタル化というとデジタルの専門家を採用し、テックかを進めていくことが想像されがちですが、実際はフロントラインまでもの社員がデジタル武装化できることの方が全体的な組織としての力が強うくなるのです。
例えば大手コンサルティング会社であるPwCを見てみましょう。彼らはデジタルフィットネスというデジタルスキルを向上させるプログラムをと導入しています。この内容は多岐にわたり、データ分析やAI、自動化やブロックチェーン、デザインシンキングなど様々なデジタルスキルを提供しています。
PwCでは今デジタルスキルを向上させることが、社員教育において優先順位1番として掲げられています。そしてそれが組織として万全のサポートができるように準備しているのです。
彼らは同時に自身のキャリアを進める上でも「デジタルアクセレレイト」の考えを採用しています。これは一般的なデジタルスキルの学習からもう一歩先に踏み込んだ考え方です。ここではむしろデジタルスキルを専門的に活かしていくことができると期待されている部分になります。そしてここまでもPwCは社員をモチベートしながらサポートを整えているのです。
このように今組織に求められることはPwCが行なっていることから学ぶことができます。では組織はどのような考えでデジタルスキルというものに向き合えば良いのでしょうか?
<1、デジタルスキルはビジネス教育においての最優先事項>
前述の通り、世界はテクノロジーで覆われています。今デジタルにアレルギー反応を起こしている組織は、遅かれ早かれ淘汰されていくでしょう。組織はそのことを理解し、人材に投資していかなければいけません。
<2、正しい投資がなければ、デジタルスキルの人材育成は成功しない>
デジタルツールのみを導入して、使用方法は社員に任せるといった形では確実にその施策は失敗します。ここで大切なことはいかに組織がこの取り組みを成功させるかといった体制で取り組むことなのです。
<3、社員のマインドセットを上向きにさせる>
新しい技術、特にそれがデジタルとなると拒否反応を起こす社員も一定数存在します。誰もが新しいものに寛容的ではないからです。しかしこれは全員がスキルを向上させなければ意味がありません。社員が進んで学習できる環境を組織は整えていく必要があるのです。
ありがとうございました。
<Sponsored Link>