505、休暇中の上司がメールを送ってくることへの弊害
こんにちは、くらもとたいしです。
もうすぐ長期休暇が始まります。あなたは会社のパソコンを何回開きますか?
回数を数えておいてください。その回数が多ければ多いほど自分の心と体を壊していきます。
しかしそれは自分だけではありません、相手にも悪影響を及ぼしていることを忘れないでください。
それでは見ていきましょう!!
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【休暇中の上司がメールを送ってくることへの弊害】
会社は企業文化を形成するために計り知れないほどの時間を費やしています。社員間での人間関係やオフィスのリノベーション、ホリデーパーティーなど、人間関係がビジネスにどれほど重要であるかを理解しているのです。
もちろんこの企業文化は一朝一夕で形成されるものではありません。しかし簡単に崩れてしまうことはご存知でしょうか?本日は休日のあり方について考えてみたいと思います。この2つのステップを踏むだけで、企業文化は簡単に崩れてしまうのです。
ステップ1:休暇をとる
ステップ2:休暇をとってるとは思えないように働き続ける
少しバカバカしく思われるかもしれませんが、アメリカの調査では、14%のマネージャーしか電子デバイスをオフにしていないことがわかっています。エグゼクティブ層にいくと7%という数字です。ほとんどの人は最低1日に一度は仕事をしているのです。
休暇中にできる仕事は限られています。特に相手とのコミュニケーションとして関係してくるのはメールです。調査によると休暇中の電話の利用は少ないことがわかっているのですが、メールに関しては休暇中であろうがなかろうが共に高い数字であるということです。
「メールくらいいいのではないか?」と考えるひともいるかもしれません。確かに電話とは違い相手の時間を大きく奪うことは少ないでしょう。しかし実はメールが上司が休暇をとっている中で、部下がもっとも煩わしく思うツールなのです。
なぜでしょうか?簡単です。常に監視されている、という感覚を覚えるからです。部下は自分の仕事をしていると思いながらも影には常に上司の存在があると感じてしまうのです。その結果部下である社員たちは会社に身を注げよう良いう人は少なくなってきます。それが企業文化に大きく影響してくることは明らかです。
実際上司が休暇中、全くメールを送らないグループと休暇中であろうがメールでのコミュニケーションを行うグループに分けた調査があります。結果前者を上司にもつグループは後者よりも23%会社に貢献する意欲が高いことがわかったのです。繋がりすぐることがよくないことは明白でしょう。
それではどうすれば良いか?答えは簡単です。
ステップ1:休暇をとる
ステップ2:部下を信頼して、電子デバイスの電源をオフにする
もちろん休暇中に資料を作成したりするのは自由です。(メンタルヘルスの観点から見ると賛成できませんが)自分で完結できるものに関していくら休暇中に行おうと自分の責任でまかなえば良いのです。しかし相手が存在する場合は、特に休暇中の場合は、自分は表舞台に立たないほうが健全なのです。
ありがとうございました。
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