こんにちは、くらもとたいしです。
「期待してるよ!」この言葉を誰もがかけられたことがあると思います。この時の感情を思い出してください。高揚感と同時に不安を感じていませんでしたか?漠然とした期待や高すぎる期待は相手を殺してしまいます。相手に期待するときはしっかりとその基準も考えておかなければいけないのです。
それでは見ていきましょう!!
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【高すぎる期待値は部下を潰す!?】
あるエグゼクティブをコーチングしていた時、一人が「私は会社に全く貢献できていない!」と嘆いていました。しかし実際のところ彼は外から見ると高いパフォーマンスをあげていましたし、社内から見ても評価の高い人物でした。
ではなぜこのように自分は組織に貢献できていないと感じていたのでしょうか?それは会社からの期待値が高すぎたのです。確かに期待値は高い方がパフォーマンスが増すことは事実です。しかし高すぎる期待値、ここで言う達成の見通しが立たない期待値は相手を苦しめてしまいます。
結果彼のようなハイパフォーマーを苦しめていることになるのです。これは特別なケースではありません。むしろどこにでも起こりうるものです。ここでの反省は期待値を設定した会社・上司にあります。まず自分たちの中で以下のような期待値の設定をしていないかを知らなければいけません。
<自分自身に失望する>
これは実は自分も高すぎる期待値をかけられている状態だということです。すると基準が高くなり部下にもそれを求める傾向になるのです。
<完璧を求める>
完璧であることは悪いことではありませんが、過度な完璧主義者は相手にもそれを求めてしまいがちです。過度な完璧を求めるのではなく、適切な到達目標を求めなければいけません。
では反省をしながら適切な期待値を設定するにはどうしたら良いのでしょうか?
<相手を尊重する>
期待値は会社が求める期待値とその人が達成可能な期待値の2つを考えなければいけません。どちらか一方で決めてはいけません。
<自分の価値観を押し付けない>
相手のことを知る必要があります。多くの場合、上司は自分がそうだったから部下にもこのようにするのが当然と思っている人がいます。しかしそれは上司のただの自己満足になるだけです。
ありがとうございました。
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