538、「You are FIRED」と言う前に必要な4つの心構え

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

「You are FIRED.」そう簡単に言い切れればどれだけ楽でしょうか。企業に不利益をもたらす社員は確かに長く企業に残られることはマイナスになりますが、彼らにも守るべきものや家族がいます。そんな彼らを解雇しなければならない場合、あなたならどうしますか?

それでは見ていきましょう!!

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【「You are FIRED」と言う前に必要な4つの心構え】

 

午後2時、これから私は憂鬱な時間をむかえます。今からある社員に対して解雇を通達しなければいけないからです。彼はよく働いてくれます。私自身も彼のことは気にかけていましたので、このような結果になることを好ましく思ってはいません。

しかし彼は頑張りの一方で、今の私たちの仕事には向いていませんでした。彼のチームからは常に不満が溢れ、彼のせいで潰れた契約がどれだけあったことでしょうか?彼には家族がいます。そして彼の収入で生計を立てていることも理解はしています。しかしもう躊躇することはできません。彼には会社を出ていってもらう他ないのです。

このような状況で解雇する側はどのようなことに気をつけなければいけないのでしょうか?ここからは4つの注意すべき心構えを見ていきましょう。

 

<あなたが思っていることは正しい>
先ほども述べましたが彼はよく働いてくれる社員でした。全く会社に貢献しない社員に対しては経営側も遠慮なく解雇を言い渡すことが可能ですが、彼の場合は少し違います。このときはあなたの気持ちに従いましょう。

彼は新しい仕事先を探さなければならないかもしれません。あなたは会社のネットワークを利用して、再就職を斡旋することもできます。今の会社では活躍できなくても他では活躍できると思うのであれば、そのような行動をとることも間違いではありません。

 

<感情を抑える>
人はネガティブな状況下の中では、普段より感情が出やすくなります。しかし解雇と行った状況の中では感情をされけだすことは危険です。結局何を伝えたかったかが曖昧になってしまうからです。必要以上に冷たくする必要はありませんが、感情的になることは抑えなければいけません。

 

<データで示す>
人は客観的に納得できるものを受け入れることはできません。確かに解雇される側は動揺し気が動転することも予想されますが、その際解雇する側が主観的な理由で解雇を言い渡すと話はこじれてしまいます。あくまでデータが示した結果、その人にはこれ以上会社にいてもらうわけにはいかないことを理解して貰わなくてはいけないのです。

 

<話を聞く>
解雇の状況だと解雇する側が一方的に話をするだけのように思われていますが、本来効果的なことはその反対です。いかに相手の話を聞き、受け入れ、共感してあげるかがポイントです。解雇される側がしっかりと自分の状況を話すことによって、自分自身も解雇されるに値するのだと受け入れることが徐々にできてくるのです。

ありがとうございました。

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