577、職場における人種の考え方

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

人種にたいする多様性の考え方は日本ではかなり遅れています。いままで移民を制限していたからです。

しかしこれからオリンピックや万博、また移民の受入要領改定により、日本人以外が街に、そしてあなたの職場に増えてくることは確実でしょう。

あなたはその時に人種について考えますか?それとも今から考えておきませんか?

それでは見ていきましょう!!

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【職場における人種の考え方】

 

20年以上前に、HBRでは人種の異なる10人のエグゼクティブを丸テーブルに集め、議論を行ってもらっていました。そしてその知見を今振り返っています。すると驚くことに、1997年に行われたときに得た考え方と現在はそれほど変わっていなかったのです。

これはアメリカで行った調査になりますが、まずアフリカンアメリカンは未だにエグゼクティブクラスへの登用が少なく、また採用段階においても同じような人種や性別、経歴を採用する傾向にあるのです。

やはり白人の優位性は変わっていないことがわかります。一方白人にもバリアはあります。例えば働き方。白人は東アジアを除く人種よりも長く働く傾向にあります。白人からすればこの部分はあまり自分たちでも意識していない部分でもあったのですが、無意識のうちに採用や登用に関係しているかもしれないことを認めました。

 

このように無意識のうちに私たちは人種による区別を行っているのです。それではあなたが白人のマネージャーだとしましょう。もしくはあなたがアメリカに住んでいる白人ではない人が、どのような考えをしているかを知りたいとします。そんな時何が役に立つでしょうか?

間違いなくアメリカ前大統領夫妻、バラク、ミシェル・オバマ氏について知ると良いでしょう。彼らは黒人初のアメリカ大統領として大きなバリアを壊し、多様性の価値観を変えたとされています。特にミシェル・オバマ氏について知ると良いかもしれません。

彼女は女性・初の黒人夫妻・高い教育をアメリカで受ける、などアメリカで黒人がサクセスストーリーを歩いてきた人になります。彼女は人種問題にも非常に関心が高く、様々なリアルを知ることができるはずです。

 

とにかく、20年立っても人種への意識は大きく変わっていないことが現実です。つまりこの問題は簡単には解決できるものではありません。しかし世界は多様性に向かっています。あなたはそれを受け入れる覚悟はありますか?

ありがとうございました。

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