582、ARの技術がメインストリームになる前までの軌跡

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

みなさんPokemon Goがインストールされていますか?もちろん世界中でヒットしたから注目されているだけではなく、今回のPokemon Goの成功はARが今後どのようなキャリアを作っていけばよいかの、良い道筋をつくってくれたこともあげることができたでしょう。

今後のARそしてVRが我々の世界をどう変えていくのでしょうか?

それでは見ていきましょう。

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【ARの技術がメインストリームになる前までの軌跡】

 

Pokemon Goが世界中で大成功を収め、それを活用したAR(Augmented Reality:拡張現実)が非常に注目を集めたことでも話題になっています。そしてその利用者はリリース当初の8月時点で4500万人を超える勢いで進んでいます。

このゲームの開発会社であるNianticの成功により、よりエンゲージ性の高いゲームとARのメインストリームかが今後進んでいくことが予想されます。

今回のARを活用したアプリがヒットした理由は3つから構成されていると考えています。一つは、意味のあるコンテンツであったこと。次に現実とバーチャルを身体的に結びつけたこと。そして、想像を超えた価値を提供できたことと考えられます。

 

Pokemon Goは今後とARが目指すべき方向性を示してくれました。そしてこれはゲームの世界だけではなく、マーケットやファッション、旅行など様々な分野に活用されることが考えられます。

しかしARは出てきてすぐにヒットしたわけではありません。トライアンドエラーの積み重ねで今日の成功につながっているのです。そしてその軌跡を理解することが、今後のARの活用のヒントになってくれるでしょう。

 

<Phase 1:ARの技術が生まれた>
ARが初めて世に出てきたのは、1968年にハーバードの教授がARのヘッドセットを開発したのが始まりです。

これを皮切りにウェアラブルやデジタルディスプレイを活かし、仮想情報や身体的な感覚を取り入れた研究が進められていきます。そしてこれは航空・軍事、工業目的で研究されていました。

初めて商業用として登場したのは2008年のことです。BMWminiの発表会の時、スクリーンにうつしだし現実が拡張したかのような演出を行ったのです。

そしてCoca ColaやDisneyが次々と活用を始めました。初期段階としてARは消費者を公共のスペースを活かしてエンゲージするといった方法で活かされました。しかしこれではまだスケールを拡大する段階まで至っていません。

 

<Phase 2:家庭用品としてのAR>
デジタル製品が現実の世界でリアルタイムで活用され始めたのは2010年の初めでした。例えばApple Watchなどのウェアラブルなデバイスが発明されたことでここで活躍したのがメイクアップ会社でした。

ここでは現実と仮想のつなぎ目のない体験が話題になりました。少し前までは写真やアバターなどにメイクが施されていたものに対して自分が真似るような方法が主流でしたが、ARが活用されることで、実際の今の自分を、デジタルデバイスを通してメイクのやり方を知ることができるようになり、より自分のリアリティーに近づけるようになったのです。

この段階では消費者がARのアプリを使用し、今まで体験することのできなかったサービスを可能にしてきました。

 

<Phase 3: ユーザー認知が大幅にたかまる>
まずはファッション業界から一般の商業では広がりを見せてきましたが、現在ではさまざまな分野で活用し始められています。

例えば旅行業界では、専用のアプリからカメラを起動させ例えばロンドンの街並みをカメラを通してみることで、美術館の情報や建造物の情報などカメラをとおして情報を獲得することができるサービスもあります。

ARが台等してきたことで、消費者がモノの消費するだけではなくモノを通して経験する新しい体験をすることが可能になってきています。

 

しかしまだまだ現実と仮想の縫い目は存在しています。今後の課題としては、この縫い目をよりないものとして行き、我々の生活を向上させるものに向上させていくことでしょう。現実と仮想の共存が目指されています。

ありがとうございました。

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