709、なぜバーンアウトする人とバーンアウトしない人が存在するのか?その5つの違いとは?
こんにちは、くらもとたいしです。
IQと同じくらい重視されるEQという言葉、みなさんも耳になじんできたのではないでしょうか?ある企業では昇進にはEQのレベルも考慮されるところもあるみたいです。
それほどピープルマネジメントをする人間にはEQが重要になってきます。そしてそのEQにはストレスをコントロールする力もあるそうです。
それでは見ていきましょう!!
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【なぜバーンアウトする人とバーンアウトしない人が存在するのか?その5つの違いとは?】
ストレスとバーンアウト(燃え尽き症候群)は同じではありません。しかしストレスが原因でバーンアウトが起こることはあります。それは長時間労働や過度なプレッシャー、感情の起伏などが原因として挙げられます。そしてその解決となるカギはEQ(感情インテリジェンス)にあるのです。
我々は35もの大きな病院においてストレスとバーンアウトに関する研究を行ってきました。そこで驚くべき結果が出てきたのですが、ストレスチェックにおいてストレスが高い、非常に高い、最も高いとされたのが全体の69%でしたが、そのほとんどがバーンアウトしているわけではなかったのです。
そして我々研究の共通の見解としてストレスを低いレベルでコントロールするにはEQが必要であったのです。
すでに以前の研究からEQは慢性的なストレスやバーンアウトを防ぐ働きがあることは判明していました。EQが高いと不安やフラストレーションを和らげることができ、冷静さや感情が乱れる場面でもしっかりとコントロールできます。
また考えが異なる人との場面でも共感することに優れます。つまりバーンアウトしてしまうストレスのスパイラルに陥らない能力だ高いということができるのです。
それではストレスをコントロールしたり、バーンアウトを避けるためにできることは何なんでしょうか?多くの人はストレスから過食やドラッグ・アルコール中毒など自虐的な行為に走ってしまう可能性を持っています。それではEQを高めるためにはどのようなことが必要なのでしょうか?
<自分のストレスのソースをしる>
実はストレスは自分自身で作り出していることに気づきましょう。そしてそこから逃れることができることも理解しとかなければいけません。自分自身の中のコンフリクトがストレスを作っているのです。何が原因でストレスが生まれているのかを知ることも重要です。
<自分の限界をしる>
自分の強み、弱みを理解するとストレスコントロールの助けになるでしょう。すると自分の限界も理解できるようになります。あまりにも自分の許容範囲を超えた問題に直面していると、人はバーンアウトを起こしてしまうのです。
<緊張を感じた時は大きく深呼吸を行う>
マインドフルネスを行うことも非常に効果的です。自分の感情が高ぶりそうな場面ではマインドフルネスを行うことをお勧めします。まずは簡単に深呼吸から始めてもよいでしょう。
<自分の状況の見通しを再評価する>
視線をずっと集中していると見えるものも見えなくなってしまいます。その場合は一度自分の今置かれている状況を見つめなおす作業を行ってみましょう。見方によっては今あなたが抱えているストレスが、自分のモチベーションを高める心地よいストレスなのかもしれません。
<他人の土俵で戦わない>
対人関係によるストレスは厄介ですが、ストレスの多くは対人関係に起因しています。もし対人関係でコンフリクトが起きた場合はどうしたらよいのでしょうか?それは相手の立場に立って考えてみることです。
人は目的や思考は違って当然なので、自分が良しとしたことが相手にはそうでない可能性があるのです。そこを理解することで、対人関係のストレスを軽減することができるでしょう。
ありがとうございました。
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