789、ノートをとることでよいリスナーになる!?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

自分の考えをもっとミーティングに臨むことは大切です。ミーティングには自分の意見をもって参加することが求められているからです。

だからといって初めから自分の意見を貫き通し、ほかの意見を聞こうとしていますか?自分の言いたいことに意識していると、相手の話が耳に入ってこなくなります。

そんな時ノートをとってみてはどうでしょうか?それはどんなとり方なのでしょうか?

それではみていきましょう!!

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【ノートをとることでよいリスナーになる!?】

 

チームの勢いはミーティングを作るか壊してしまいます。あなたは互いの議論が会議を乱したり、話し合いの中から新しいアイデアが浮かび上がったり、聞いたことのあるようなポイントを繰り返し尋ねてくる人はいませんでしたか?

このような会議はエネルギーを無駄に消費し、理解のミスリーディングをおこしたり、人を傷つけたりしてしまいます。

 

しかしこれには簡単な解決策があります。それは聞くことです。聞く力を高めることでミーティングの理解を高め、生産性の向上やミスリーディングを防ぐ役割を持ちます。

もし単純に聞く事が様々ないざこざを解決できるのであれば、なぜ多くの会社では聞く事ができないのでしょうか?答えは相手の話を理解することよりも自分の思いついた意見を忘れないうちに出してしまおうとするからです。

 

そこで私たちは聞くという力を高めるためにある企業のエグゼクティブに単純なテクニックを採用しました。これを我々はマージンノートと呼んでいます。

すでにミーティング中にノートをとっている人もいるかもしれませんが、相手の理解を深めるためのノートの取り方ではなく、自分のアイデアを表すための取り方になっていませんか?

マージンノートは自分の考え、情報プロセス、相手のポイントをつなぎ合わせて整理することができます。マージンノートをとることでどのような効果を得ることができるのでしょうか?

 

・ノートに十分な余白を準備し、誰かが話していることをノートします。このノートには相手の話している言葉のみを書き写すことに集中します。

 

・その付近の空白に自分の考えや質問を映し出していきます。

 

・自分が話を振られているタイミングでノートに書いたことのみ、そしてその中で最も優先順位の高い質問を行いましょう。後に残ったいくつかの質問はミーティング後のフォローアップに回しましょう。

 

マージンノートを書く中で、単に事実のみを書き写すことはやめましょう。どんな内容を書いていけばよいのでしょうか?

 

<メインのノートからテーマを書き出す>
あなたが相手方の話を聞いている中で共通のテーマは何でしょうか?メインストリームを把握し、ノートしていかなけえればいけません。

 

<質問を明確にし、時間をとって解決する>
無理に話の中に割って入るのではなく、話を終わりにまとめていた疑問を呈するのが正解です。

また疑問に関して相手の批判につながるようなものであれば、その場のパブリックな場所ではなく、1on1などの時に行ってあげるのもマージンノートがあればいうことができます。

 

<過程をテストする>
話の中から様々な過程を想定してみましょう。例えばコストに関しての話し合いの場合、相手の視点をマージンノートでつなぎ合わせて様々な視点からコストを考えることができます。したがって安易にコストカットをするという判断にならないかもしれません。

 

<なにを話していないかを注意する>
人は話している言葉だけではなく、ほかのノンバーバルから情報を得ています。したがってノートをとるときはその人の話している言葉だけに注意をするのではなく、相手の話している以外の情報にも注意しなければいけません。

 

<優先順位が高いものを共有する>
マージンノートを書いているからと言って、すべてその内容をシェアする必要はありません。もちろんすべての質問を投げかけるものでもありません。優先順位の高いものを明確にしていかなければいけません。

 

マージンノートをとることによって相手の話を聞き理解を促進するだけではなく、そのおかげでミーティングの腰を折ることなく的確な質問を投げかけることができるようになります。

相手の話をしっかりと理解しボットをつなぎ合わせることで新たなインサイトを導き出せるようになるかもしれません。

ありがとうございました。

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