788、リモートワークを成功させる企業と失敗させる企業の違い

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

私はリモートワークを5年続けていました。その中でやはり大切なことはコミュニケーションです。

何かプロジェクトを動かす際、自分に権限があってももともとコミュニケーションをとれているチームはエンゲージメントしやすいですが、反面コミュニケーションがあまりないチームにはエンゲージメントが非常にタフな仕事になります。

経験上、コミュニケーションの希薄な人には、普段からコミュニケーションをとりエンゲージしやすい環境を気づいておくことが大切です。

それではみていきましょう!!

<Sponsored Link>

 

【リモートワークを成功させる企業と失敗させる企業の違い】

 

テレコミュニケーションが進み始めた10年ほど前から、生産性やコスト削減、優秀なタレントプールへの採用に期待を寄せていました。

しかしリモートワークは誇大宣伝にすぎなかったのでしょうか?はい、リモートワークは2つの大きく違った意見に分かれています。

 

一つはこの社内に誰も出勤しないでよいようにするオープンソースに対して燃え尽きたといっている社員や、そもそもその考え方を受けれない社員が多く存在しました。

一方でUSの政府の見解では、リモートワークは社員の満足度や離職率、コスト削減に大きく貢献することができたと反対の意見を述べています。

 

Yahoo!のマリッサメイヤー氏は2年ほど前に、リモートワークを終了すると宣言したことは有名です。スピードや質、意思決定やカフェテリアの中で発生するインサイトを重視した結果です。

 

なぜこのようにリモートワークに恩恵を受ける会社とそうでない会社が存在するのでしょうか?リス的なことは社員のリモートワークが成功することなのですが、アメリカのインフラ環境を考えると、94%インターネットが普及しておりテクノロジーを活用しています。

またテレフォンカンファレンスやその他ほかの人たちと共有できるネット上のフォルダーへのアクセスからくる問題も特にありません。

 

では何が問題なのでしょうか?答えは簡単です。多くの企業がテクノロジーに対して意識を集中させてきたあまり、そのプロセスをおろそかにしていたのです。

このリモートワークを成功させる3つの要素は、コミュニケーション・コーディネート・文化です。この原則を果たしている会社はリモートワークにおいて、しっかりと成果を出すことができている会社であることが分かっています。

 

<コミュニケーション>
仮想世界の中では、複雑なアイデアを説明することは難しとされています。フェイストゥーフェイスで話していないと、ミスリーディングや衝突が起こりがちになってしまいます。そこで私の会社ではあるエクササイズを取り入れています。

まず3つのチーム分けを行い、その一人にイメージを電話でもう一人のチームに伝えます。その受け取ったチームはもう一方のチームにそのイメージをメールで伝えます。最後に受け取ったチームはメールでそのイメージを表します。

するとそこにははじめとは明らかに異なったイメージになることが容易に想像できるでしょう。これはミスリーディングが簡単に起きてしまうことを理解してもらうためです。

我々の理解は内容だけでなくトーンやボディーランゲージ等様々な情報から判断しているのです。そこでフェイストゥフェイスの次に有効な方法はビデオカンファレンスではないでしょうか?この方法では様々な情報が受け取ることのできるでしょう。

 

<コーディネーション>
会社は一つの方向に社員が向いていなければいけませんが、リモートになることでほかの人が今どこで何をしているのかを把握しずらい状況になります。

その点一緒にランチなどを食べながらコミュニケーションをとることのできるオフィスには利点があります。したがってリモートワークを成功させるためにマネージャー陣が必要なことは会社の目指している方向性を明確に社員に打ち出すことはもちろんですが、その方向性を確認することを容易にしなければいけません。

そのために意識的にメッセージの伝達は行っていかなければいけません。

 

<カルチャー>
この項目はヴァーチャルであるからというよりも、リモートで働くからこそ重要な項目になっています。やはり仕事を進めていく上でチームをエンゲージメントしていかなければならず、そのためには文化をしっかりと確立し理解しなければいけません。

では何が大切かと言うと、やはり信頼です。リモートであればコミュニケーションやコーディネート不足により、信頼関係が希薄になる可能性があります。なのでそこはしっかりとケアしていかなければいけません。

信頼関係を強くすることで権限移譲や責任の付与、様々な重要な案件を任せることができます。逆に信頼がなく、リモートで仕事をしている環境では今何が起こっているのかを理解することができず、失敗に終わってしまうでしょう。

 

リモートワークは社員の満足度や生産性、コストを削減する中でも非常に効果的です。

一方成功させるためには普段のコミュニケーションよりもより一層注意を払わなければいけません。しかしそこに注意することでリモートワークの成功はかなり近づいてくるのです。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>

Follow me!