809、いかにしてHEB・Costco・Trader Joe’s・QuikTripのリテールショップは「もっとも働きがいのある場所に選ばれたのか?」

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

人が大事、と多くの会社は歌っています。P&Gでも、ブランドがなくなっても、社員がいれば数年でビジネスを復活させることができる、と言っています。

それほどそこで働く人が重要であることが分かります。このトピックでは、HEB・Costco・Trader Joe’s・QuikTripの小売業者がいかに働くのに最も適している場所に選ばれたのでしょうか?

それではみていきましょう!!

 

【いかにしてHEB・Costco・Trader Joe’s・QuikTripのリテールショップは「もっとも働きがいのある場所に選ばれたのか?」】

 

HEB・Costco・Trader Joe’s・QuikTripは社員が選ぶ、働くのに最も適している場所として2017年Glassdoorに選ばれました。給与が低いとされている小売業の中で、なぜこのような文化を形成することができたのでしょうか?

 

数年前に私は上記のCEOもしくは前のCEOと対談をしたことがあり、彼らは共通して高い期待値と社員にイノベーティブを起こすことのできる環境整備を心掛けているといいました。この方針が会社の向上と顧客満足度、社員が喜んで一生懸命働くことにつながったと考えられます。

 

HEBのプレジデントやCOOは「Restless Dissatisfaction(不満の解放)」の文化を掲げ、カスタマーサービスや社員エンゲージ、イノベーションを駆り立ててきました。彼らは現状に落ち着くのではなく、より高い目標を設定しそれを推進してきました。

HEBは社員(会社ではパートナーと呼んでいる)には毎年、社員がイノベーションを推進するプロジェクトを募り、それに応じて賃金を上げるという方法をとっています。つまりいつでも現場からイノベーションを起こすことのできる環境づくりをしていると彼は言います。

 

このようなインセンティブの方法はかなり効果的です。そしてこのインセンティブは個人に対するものと言うより、チームは店舗によるインセンティブになっているところがポイントです。

 

Costcoの創始者も、小売業者は基本的に人のビジネスと考えています。つまり良い人を集めることが小売店舗を活性できるものであると考えているのです。そして良い社員が集まることによって、 Costcoは生産性を高めてきたのです。 Costcoが定める二つの方針として、社員への高度な水準の設定と社員へのオーナーシップの醸成なのです。

ありがとうございました。

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