811、対面でのお願いはメールでお願いするより34倍成功率が上がる
こんにちは、くらもとたいしです。
このトピックでは寄付のお願いを対面とメールでのコミュニケーションで行われています。結果はなるほど、やはり対面でのコミュニケーションが強いことは納得できます。それでは今最も主流になっているソーシャルネットワークのコミュニケーションでは3つの内どれが優位になってくるのでしょうか?
クラウドファンディングが盛り上がっている中では、使用目的が明確であり、かつそれが人をワクワクさせるものであるならばソーシャルネットワークに軍配が上がるかもしれません。そんな追加調査を期待したいところです。
それではみていきましょう!!
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【対面でのお願いはメールでお願いするより34倍成功率が上がる】
あなたはできるだけ多くの人からの寄付を必要としているします。その時あなたはどのような方法をとるでしょうか?あなたは200人以上(家族や友人・知人)にメールを送ることができます。
もしくは数は少なくなりますが、直接会って寄付をお願いすることもできます。どちらの方法がより効果的なのでしょうか?
実は最も効果的な方法は直接会うことでした。実際、直接6人に会うのとメールで200名に寄付をお願いするのとでは同等の結果だったからです。しかし依然としてメールのほうが効果的であると考える人が多いようです。
この調査はテキストを介在させたコミュニケーション(メール)と直接会って行うコミュニケーションとで行っています。この調査では45名の参加者と彼らに紐づく450名に調査を行いました。すべての参加者は同じテキスト内容で同じ時間に実験を行います。
しかし半数はメールでのコミュニケーション。もう半数は直接会って行うコミュニケーションです。結果は先に示した通り、メールでのコミュニケーションより、直接のコミュニケーションのほうが寄付をしてもらえる確率は高かったのです。
面白いことに、45名の参加者に紐づく人たちを10人ずつで設定した場合、この10人はアンケートを行ってくれるであろうか?という問いに対して直接会ってコミュニケーションを行った人は10人中5人だと答えました。
一方メールでコミュニケーションを行った人は、10人中5.5人であると回答しました。つまりまだ直接よりもメールのほうが効果があると信じているのです。結果としては34倍、メールでの寄付のお願いよりも直接会ったほうが高いとわかっているのにです。
この結果からもわかる通り、多くのオフィスの中でメールを介したコミュニケーションが主流になっているかもしれませんが、直接会ってのコミュニケーションの力がどれ程強いかを確認してもらえたかと思います。メールが主流であるからこそ、対面のコミュニケーションは今以上に力を増すのではないでしょうか?
ありがとうございました。
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