127、デジタルが変える貧困層の未来

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

モバイルの普及により全世界どこでも共通の情報がシェアされています。それはアフリカや南アジアの地域でも例外ではなく、実際その地域からイノベーティブなビジネスが動き始めています。日本でもデジタルテクノロジーの恩恵を賜っていて、かつお金を生み出している人は少なくはありません。

しかし恵まれた環境下で私たち日本人はより世界にイノベーティブを起こすことを期待できないでしょうか?そしてそれは私たち次世代に託されているのです。

それでは見ていきましょう!!

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【デジタルが変える貧困層の未来】

 

モバイルプラットフォームやデジタルサービスの急速な増加に伴って、世界では数え切れないほどの変化が起きています。この現象により一晩にしてビリオネアを生んだり、ユニコーンと呼ばれる独自のビジネスモデルを生み出しているのです。

しかしこのように一夜で夢を手にした人がいる一方で、1日に2ドル以下の稼ぎしかない25億人の人々が共存していることも忘れてはいけません。

 

このような慢性的な貧困層は主にサハラアフリカや南アジアに多く存在しており、様々なサービスがほとんど受けたことのない状況にあります。しかしモバイルテクノロジーの発展のお陰で、少しずつではありますが状況が変化しつつあるのです。

例えばデジタルやファイナンスサービスのイノベーションは今までバンクサービスを使えなかった人に利点を及ぼします。このサービスは貯金や振込、キャッシュフローのシステムをモバイル上で使用できるのです。つまり今まで銀行機能がなく新しいビジネスを開始できなかった地域に、新しいビジネスチャンスを起こさせるようになるということです。

 

ここ数年で貧困層が新しいビジネスを立ち上げたり、農業を進化させたりと、10〜30%の人がビジネスに携わってきています。一方で同じくらいの割合で急落する人たちも存在しています。

しかしグッドニュースがあります。貧困層の90%はモバイルテクノロジーによってカバーできるようになることが研究からわかったのです。そしてバンクファイナンシャルサービスはただ預貯金のシステムとして役立つわけではなく、ビジネスを始めるきっかけを作り出してくれるのです。

 

実際デジタルツールが普及することで、貧困層に良い影響が出ると調査済みです。例えば情報が簡単に手に入ることで、農業の生産性や政府の管轄、市民レベルでのファイナンスマネジメントがより簡単になるといった具合です。これから発展してくるであろう地域には大きな機会が残されています。

なぜならば彼らは先進国が時間をかけて築いてきたテクノロジーの進歩をスキップして使用できるようになるからです。例えば固定電話からはじまった電話サービスが、固定電話と言ったが以南がないままスマートフォンが浸透していくといった具合にです。

 

もちろん彼らの活躍が見られるまでに時間はかかるでしょうが、この今現在貧困層と考えられている人口がテクノロジーと親和性を持つことによってどのようなイノベーションを生み出してくれるのでしょうか?

ありがとうございました。

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