132、テクノロジーの進歩により変化する移動手段に、街は対応できるのか
こんにちは。くらもとたいしです。
残念ながら日本は約50年前にインフラがある程度完成されています。つまり旧時代のインフラである程度快適に過ごせているのです。電子決済の浸透具合を考えると、日本のインフラが少し遅れていることが理解できるかと思います。
キャッシュフローのインフラは少し遅れていますが、日本がもう一度経済成長を見込むためには交通機関の新しいテクノロジーといかに融合できるかが、そしてそれが政府主導でダイナミックに行えるかが鍵となってくるかもしれません。
これに遅れると世界ではもちろんアジアでのプレゼンスも中国やシンガポール、韓国に大きく離されてしまうようになるかもしれません。
それでは見ていきましょう。
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【テクノロジーの進歩により変化する移動手段に、街は対応できるのか】
ここ数年で、特に都心部においての移動手段は大きく変わってくることでしょう。自動運転やEVはもちろん、情報がシェアされたカーシェアリングも活発になってくることでしょう。このような進歩により、より簡単に、より早く、より安全に私たちは移動できるようになることでしょう。
またこの進歩は様々な面においても大きな影響を及ぼすと考えられています。まず世界中のGDPの1%を占めると考えられていますし、道路上での事故(2015年は125万人が死亡している)も大幅に減らすことができるでしょう。
また環境問題において、特に空気汚染の面で大きく改善されるかと見込まれています。ファイナンシャルの見解では、2030年までに50の大都市において、6000億ドルの経済効果があると計算されているのです。
テクノロジーの進歩において、これは確実に起きてくる未来です。そして街はそれに対応していかなければいけません。例えばまちづくりを今のままで考えた時に、プライベート車がより快適になることでその利用者が増えると、確実に今まで以上に道路は渋滞になります。また公共交通機関を使われなくなることで、その値段は高くなってしまうことでしょう。
つまりこのテクノロジーの変化に対して、国の役員がどれだけ対応できるか、そして世界に対して先駆けるかが成功の大きな鍵となってくることでしょう。国は経済政策の根幹部分として考えるべきトピックであると考えています。
もちろん各国オリジナルの政策や規制があることは理解しています。しかし新しいテクノロジーによって、それを変えることも大きなリーダーシップを発揮するチャンスであると言えることができます。またこのチャンスはもしかすると途上国のようなインフラがまだ完全に整っていないところに勝機を見つけることができるかもしれません。
そして現在ある程度インフラが整っている国に対してはカーシェアリングや自動運転、スマートインフラなどについて真剣に考えなければいけません。ほとんどの国が公共交通機関、特にバスやシェアリング、自転車道などの整備が行き届いていません。
つまり電車だけがもっとも使用される公共交通機関ではなくなり、現在各々の自動車がは敷いているところの整備が必要なのです。これをいかに融合させることができるかが、その国の経済の強さにも影響してくるようになることでしょう。
ありがとうございました。
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