134、CEOは稼ぎすぎなのか

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

日本のCEOの年収をご存知でしょうか?一位は日産自動車のカルロスゴーン氏で9億9500万円です。(2014年当時)決して少なくはない金額ですが、アメリカや中国といった巨大マーケットと比べるとかなり少ないのが本音でしょう。

しかし一般のサラリーマンと比較した時、生涯賃金を多くのCEOが一年で稼いでいると考えることができます。読者の立場で考えると、自分たちはこの事実に対してどのような視点を持たなければいけないのでしょうか?

それでは見ていきましょう。

<Sponsored Link>


 

【CEOは稼ぎすぎなのか】

 

みんな天気に関して文句を言います、しかしそれを自分で解決しようとはしませんよね?同じことがここでも言うことができます。CEOの収入に関してです。今までCEOの収入の高さは様々言われてきましたが、ほとんど変化は起こっていません。

今イスラエルの議会では、銀行や保険会社のCEOが一般サラリーマンの年収の44倍まで稼ぐことを許可しましたた。これは今まで210万ドル稼いでいたのに比べると大幅な下落になります。つまりイスラエルはCEOが稼ぎすることに対して制限をかけたのです。

 

イスラエルが周辺国と比較すると平等主義であることは事実です。実際イスラエルは理想のCEOとして、アメリカのCEOの収入の半分で働いていました。イギリスでは84倍、オーストラリアでは93倍、ドイツでは147倍で、アメリカのCEOはもっと稼いでいます。そして最も多く稼ぐところは354倍でにもなります。

従って各国のCEOが多額の収入を得ている反面、イスラエルは反対に大きな舵取りをしたのです。これは各国のCEOの収支の違いを調べてみる価値がありそうです。

 

もちろんCEOが多くの収入を得ることは間違いではありません。反対に業績と従業員満足度が相対的に高いのであれば、CEOがいくら稼いでいても問題はありません。一昔前までは景気が良かったことので、このような状況が一般的でした。

しかし今は一部を除いて、基本的には景気が好ましいと言えないかと思います。その一方でCEOの収入があまり変化していないことにフォーカスされなければいけません。

 

CEOの役割は会社の責任を背負うことなので、その成果として高い収入を得るという考え方は妥当です。

しかし会社のバランススコアや社員満足度を無視して、CEOだけが大きな収入を得ている会社があるのであれば、即刻見直しにかからなければいけないことは確かです。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!