136、起業と出産、両立できますか?答えはYES

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

本日のトピックは子育てと起業は両立できるのかと言った問題提起です。しかしここでの結論は、そのソリューションを提起しているだけではなく、一般的な仕事と家庭の両立にも当てはめることができます。

仕事で成功するには家庭を犠牲にするしかない、と考えているステレオタイプを持っている人には耳が痛いお話かもしれません。

しかしこれからの時代、一人で全てを完結させるのには限界があります。いや一人で完結していては質の低いものしか生めなくなるかもしれません。そんな時あなたは誰かに頼ることができますか?

それでは見ていきましょう。

<Sponsored Link>


 

【起業と出産、両立できますか?答えはYES】

 

ステレオタイプな考え方としては、スタートアップを作った時、その人はガレージにこもって24時間仕事に没頭しているイメージを持っている人も少なくないでしょう。言うまでもなくその人は独り身で子供はいない状況を想像すると思います。つまりワーカホリックでなければスタートアップは成功できないようなイメージです。

実際様々なスタートアップ経験者にインタビューをしてみたところ、やはり上記のような経験をしてきた経営者がいるのは事実です。

しかし多くを取材してきた中で、子供を持ちながらもスタートアップを成功させた経営者は多く存在します。むしろ仕事と家庭を両立させてきた経営者の方が成功している可能性が高かったことも事実です。

 

例えば出産間近の女性がスタートアップを立ち上げ成功した、彼女の経験談を見てみましょう。彼女は出産間近ということもあり、会社を立ち上げうまく回していけるのかどうかを悩んでいました。一人でしっかりと会社を立ち上げ運営しながら、母親としての役割を果たせるのかを不安に感じていたのです。

そこで彼女は同じ境遇を経験していたある一人の女性経営者に相談をしました。彼女のアドバイスは、「一人で抱えると両立することは不可能よ。誰かに振れることは振ってしまって、自分がやらなければいけないことだけに集中すれば、起業と子育ては成立するわ。」と言ったのです。

彼女はビジネスは自分のものであるのではなく、チームで作り上げていくもので、その信頼関係がなければビジネスは成立しないとアドバイスをしたのです。結果彼女は自分でできる限界を知り、チームに仕事をうまく分散させ、自分は自分がしなければいけない仕事だけに集中することができたのです。

 

このように一般的に経営者は孤独であると考えられていますが、実際は誰かのサポートがなければビジネスは成功しないことを物語っています。

もちろん優れたビジネスアイデアがあり、それをマーケットする才能があればより話はスムーズに進みますが、誰しもが持ち合わせていないことも事実です。そのような中で成功するためには、いかに自分のすべきことに集中し、他は自分のチームを信頼し仕事を振り分けることができるかが鍵になってくるのです。

 

上記では女性の起業を例に出しましたが、男性ももちろん同じです。男性も同様に小さい子供(特に乳幼児)を持つことは、起業するにあたってディスアドバンテージになると考えている人が多いようですが、もちろんそれは誤りです。

上記でも述べた通り、自分一人では能力に限界があります。スタートアップのようなスピード感を求められるような場所では、自分一人で全てを行っていては、他の競合と比較した時に遅れをとってしまうのです。

いかに得意分野に集中し、他の分野はその分野が得意な人に振り分けた方が、最終的には質の高いサービスが完成することを理解しなければいけません。このように考えることによって、仕事と家庭を両立させることのできる時間と余裕が生まれてくるのです。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!