137、ハッカーのようにビジネスを考える
こんにちは。くらもとたいしです。
ハッカーと聞くと自分には全く関係のない世界、というイメージを持つと思います。しかし実際ビジネスの場面で、彼らから学ぶことは膨大にあります。
一度彼らの世界を覗いてみるのもいいかもしれません。ちなみに『Who Am I(ピエロがお前を嘲笑う)』という映画があるのでぜひ見てみてください。(下記動画は2分程度の予告編です)
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【ハッカーのようにビジネスを考える】
会社は社員に対してサイバーセキュリティーに対してより、抗体を持って欲しいと思っています。なぜそのような抗体が必要なのでしょうか?それはサイバー攻撃から身を守るためです。実際多くの被害が世界中で起こっているのです。
そのような中でもっとも効果的な方法とはなんでしょうか?それは一人一人の社員がハッカーだったらどのように考えるか?といった意識を持つことなのです。
ハッカーはこのデジタル時代が生み出した産物です。彼らはクリエイティブで我慢強く、多大なリソースを抱えています。また興味のあることをとことん追求できる才能も持ち合わせているのです。
彼らはすべての問題を機会と考えて、より世界をフラットに(悪質なハッカーがいる事実の中で、多くのハッカーは隠蔽された事実を暴露するといったダークヒーローのような役割を果たしている)しようと動いているのです。
彼らはソフトウェアが完璧でないことを理解していて、ほんのわずかなバグを見つけ出します。これは全体を俯瞰しながら構造を把握する一方で、細部の小さなミスにも気づくことのできる繊細さが必要なのです。
多くの特にシニアの人たちにとっては、彼らが考えていることはわからないし、なんなら間違っていると思い込んでいるでしょうが、実際はハッカーは正しいプロセスでハッキングを行っているのです。
それではハッカーはどのようにして自分たちの任務を遂行しているのでしょうか?以下からはハッキングの方法を説明するのではなく、一般社員がハッカーならどう考えるのかといった彼らの考え方をご紹介したいと思います。
まずハッカーが行うことは全体像の把握です。多くの人は忘れがちですが、細部を把握するためには、全体像がぼやけていてはなんの意味もなしません。すべての構造は骨子があり、それに飾り付けをしてシステムを形成しています。
つまり骨子を把握することで、プラスアルファの情報に気がつくことができたり、反対に細部の欠陥を見つけることができるようになるのです。
次に行うこととしては、起こり得そうな問題をシュミレーションすることです。つまり選択肢をいくつか想像しておくことで、自分がどの方向に進めればいいかが理解しやすくなるのです。基本的にハッカーはシュミレーションのプロフェッショナルです。
ハッカーはロジカルシンキングの能力が求められるので、非常に合理的に様々なパターンのシュミレーションを行うことができるのです。
あとは実行するのみです。基本的に彼らがターケットにするところはセキュリティー対策をある程度行っているところです。つまり簡単にはハッキングすることはできないのです。一般的に考えると、数回トライして結果が得られなければ諦められてしまいそうですが、
彼らは結果が得られるまで、とことん粘り強く対象に対して向かっていくのです。
これはハッカーのお話で、サイバーセキュリティーが軸になってきますが、見ていただいた通り彼らの考え方は実際のビジネスにおいて非常に有益な戦略をとっています。
私たちは彼らからサイバーセキュリティーに対する知識を学ぶだけではなかく、いかにビジネスを効果的に促進させるかを学ばなければいけないのです。
ありがとうございました。
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