138、ハイブリットな仕事はハイブリットな教育から生み出される

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

『革命のファンファーレ』(著:西野亮廣氏)という本があります。

この本は将来私たちに求められる生き方を明確にしましてくれています。そしてその生き方とは、今までと同じ一つのことにしか目を向けていないような生き方では達成しえません。

様々な視点から物事を考え、実行に移していかなければいけないのです。本日のトピックは、移り変わりの激しい現代で、大学教育は何も求められているのかです。本書にも大学教育に言及している箇所があるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

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それでは見ていきましょう。

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【ハイブリットな仕事はハイブリットな教育から生み出される】

 

今年卒業する学生たちのインタビューを受けている時です。エンジニアやコンサルタント、ファイナンシャルアナリストに加え、新しい仕事、例えば化学捜査官やデジタルストーリーテラー、マーケティングオートメーションマネージャーが現れてきました。

 

今後の労働市場ではこのような新しい仕事への需要は、急速に増加すると見込んでいます。実際にこの1、2年で25万人の雇用を創出してきているのです。

そしてこのような仕事は一つの専門ではなく、複数の専門が重なり合って初めて成り立つ仕事でもあり、近年このよう専門性がはいブレットされた需要が増してきています。

 

これを大学の立場に置き換えると何が言えるでしょうか?もし新たな仕事が生まれてきているのであれば、大学も新たな仕事に合う教育を提供すべきであると言うのが答えです。

雇用者は今の複雑なビジネスにおいて彼らのビジネスを進歩させるために、これら新しいモノへのスキルがあり、かつリードできる人材を探しているのです。つまり大学教育においては広くそして深く知識を持った人材育成を要望されているのです。

 

もちろんまだまだ一つの分野を徹底底に掘り下げる人材も必要です。しかし多くの人がそうなるのではない以上、多くの人は幅広くそしてより深く知識を得る必要があります。そのような人材育成のためのポイントとして3つ要素があると考えています。

1、規則を横切ったテーマの研究

2、実際のプロジェクトをベースとした研究

3、経験値を積ませる

実際私(筆者)が教えている生徒たちは体系的な知識より、自身に関係のある分野の、より近しい知識を吸収したがる傾向があります。例えばロボットの研究している生徒がいるとします。

彼らはロボットの研究をしているだけではなく、海の生物の研究することで、ロボットの動きに役立てているのです。

 

結論今の学生は様々な知識に触れ、それを実際に試す場が必要です。なぜならば彼らの将来には、私たちの想像を超える複雑な世界が待っているからです。

ハードウェア・ソフトウェア・人間が複雑に絡み合う世界がこれからおとずれようとしています。高度に成長する世界の中で、今の学生たちは将来の仕事を得るために高度な学問を、大学は提供しなければいけません。

ありがとうございました。

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