140、通勤という概念はなくなる

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

オフィスはクリエイティブの場として活用されるのであれば、多くの人が時間をかけてそこに向かう価値はあります。

しかし現状は、そのような時間に割かれているのは会議の場くらいで、それ以外は個人のデスクで仕事を一人でしているのではないでしょうか?もし自分がそのタイプに当てはまるのであれば少し意識を変えるタイミングに差し掛かっているかもしれません。

今後効率化がAIやロボットによって取って代わられる中で、私たちはコラボレーションによりイノベーションを起こしていく仕事が求められてくるようになることを理解しなければいけません。

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【通勤という概念はなくなる】

 

「物理的な距離はなくなる」1990年代のインターネットが普及し始めた時代に、イギリスの経済学者がそう予言しました。どこにいてもどこでも繋がれる時代が来て、場所という概念は無関係になったというのです。そんな予言が現実になった今、仕事がこっちに来てくれる時代に、なぜみんなオフィスに向かうのでしょうか?

 

この予測から20年以上が過ぎました。歴史は思っているチャート通り進まないことを実感していることでしょう。今はどこにいてもコミュニケーションがとれる時代ではありますが、多くの人はまだ毎日オフィスに来て働いているのです。在宅ワークを促進している一方で、多くの企業がオフィスの充実化をすすめているのが現実です。

 

デジタルコメンテーターの読み違いは、どこで仕事ができる環境であっても、ほとんどの人がそうしたいと思わないと気づけなかった点です。人々が集まることで、そこでアイデアが積もりイノベーションが発生します。つまり今の仕事で求められることは様々なアイデアから新しい何かを作り出すことであって、人が集まることの重要性が増しているのです。

 

もちろんデジタルの進歩により様々なことが可能になりました。その恩恵は確実に有効活用しなければいけません。しかし一方で作業をこなす仕事ではなく、新しいものを生み出すことが重要になった現代の仕事において、人とのコミュニケーションがより重要性を増していることを理解しなければいけません。

今まではエンジニアは自分の専門を一人でこなすことが多く見受けられてきましたが、今ではその専門性を違う専門性とコミュニケーションをとることで、新しいモノを作ることを求められているのです。そう自己完結ではなく、外に自分を出すことで初めて新しいモノが生まれるのです。

 

それではやはり今後も通勤というものは無くならないのでしょうか?おそらく当分はなくなることはないと考えられます。VRの進歩によりバーチャルオフィスが設定され、ストレスなくコミュニケーションが行えるようになれば話は別かもしれません。

しかしショートメッセージが主流になってきたコミュニケーションツールの中で、電話することが無くならないのと同じように、人の体温に触れることはまだまだ無くならないのかもしれません。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!