146、集中力を手に入れるシンプルな方法

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

意図的に電子デバイスから距離をおくことは必要です。なぜなら私はこの記事を書くために何度もスマートフォンに手を伸ばしているからです。それも半無意識にです。

年の瀬に今年の一年を振り返る人は多いかと思いますが、そんな時スマートフォンやラップトップを持たずに外で考え事をしてみてはいかがでしょうか?きっと新たな気づきに出会えることでしょう。

それでは見ていきましょう。

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【集中力を手に入れるシンプルな方法】

 

情報過多のこの時代で、一日中何にも邪魔されずに何かに集中することは簡単なことではありません。会議中にどれくらい個人的にチャットをしていますか?大事なタスク中にメールをチェックすることはありませんか?

 

私たちは100ヶ国以上の1000を超える会社の35000人に及ぶリーダーの話を聞いてきました。そしてその73%のリーダーがいくらか、もしくは大部分の時間において集中力を奪われてしまっていると答えたのです。

 

また私たちは67%ものリーダーがやることを大量に抱えており、優先順位がつけづらい状況にあると答えています。やるべきことに集中できていないので、彼らは多くの負担を抱えていることになるのです。

 

しかしこのように数値化することによって、私たちはパフォーマンスを向上させなければいけないことに気がつくことができます。ビジネスにおいてもっとも重要なことの一つとして、優先順位をつけて集中することと、ピータードラッカー氏は述べています。これは今の時代の情報過多な時代において、より重要性を増してきています。

 

反対にこのことができなければ、あなたは単に時間を無駄にしてしまっているかもしれません。集中力が散漫してしまうと、それだけで一つのタスクが終わるのに多くの時間を費やしてしまうのです。

 

HeinekenのCEOと話した時の例をあげます。彼は「私のルールは集中力を欠かさないことです。他の何かに集中力を奪われている時間はないのです。したがって私は15年も前から集中力を鍛える脳のトレーニングを行っています。」と述べています。

 

私がこの10年間調査してきた経験からも言えるのですが、CEOになる人の特徴として、集中力が平均よりもはるかに優れていることがわかっています。もちろんそれだけが理由ではありませんが、少なくとも集中力が高いことはトップに進むための最低条件であると考えたほうが良いかもしれません。

 

この手の話になると、集中力を高めるためにはマインドフルネスを行うことが推奨されます。もちろんそれ自体は正しいことなのですが、それに加えて私たちは新しい二つの提案を行いたいと思います。

 

<日常の集中しているパターンを理解する>
人それぞれ集中できる時間帯は異なっています。しかし人には必ず集中するパターンを持っているのです。

そこで自分の1日の仕事を観察してみましょう。例えば朝は集中力が高く長持ちするが、午後から下降線をくだり、また夜になって集中力が戻ってくるパターンを持っている人もいるでしょう。

ここでもっとも大切なことは、自分のパターンを把握することです。自分の集中パターンをつかむことで、優先順位の高いタスクをそのタイミングに持ってこれば良いのです。

 

<集中力が何に影響されているのかを理解する>
集中力は肉体的・精神的な状態に大きく左右されます。少し驚くかもしれませんが、コーヒーは集中力を低下させることがわかっています。アルコールはもちろんですが、睡眠や食事を変えるだけでも集中力に影響を及ぼす及ぼすことがわかっています。

内・外的要因を理解することによって、外からの情報に振り回されるのではなく、集中力をコントロールできるようになるのです。

 

集中力はゼロサムゲームではありません。集中力は訓練すれば鍛えることができるのです。そして集中力を鍛えることができれば、あなたのキャリアが変わってくるかもしれません。

ありがとうございました。

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