148、ジョブインタビューで才能を正確に伝えるために
こんにちは。くらもとたいしです。
誰しもジョブインタビューで自分の言いたいことを伝えきれないまま、不採用になった経験はあるかと思います。そんな時私たちは現実逃避も兼ねて、インタビュアーがスキル不足で自分の伝えたいことが伝わらなかったと思うかもしれません。私はそう思っていました(笑)
しかしもしかするとそれ以外に原因があったのかもしれません。少しの工夫で自分の才能が相手に伝わりやすくなるシンプルな方法をここではご紹介していきます。
それでは見ていきましょう!!
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【ジョブインタビューで才能を正確に伝えるために】
この世界が完璧ならば、ジョブインタビューでインタビュアーはあなたの才能を完璧に把握することができるでしょう。もしそのような世界が存在するのであれば、あなたは不必要に自分の紹介をする必要はありません。
しかし短時間のインタビューではあなたの才能は発掘されないまま終わってしまうケースが多々見受けられます。
実際のインタビューではあなたがナルシシストであったりサイコパスの傾向があることは短いインタビューからでも判断することはできます。しかしインタビュイーがどのような優れた才能を持っているかは、短時間では判断しづらいことがわかっています。もちろんインタビュイー自体が自分の才能に気づいていないこともあります。
例えばカリスマ性やリーダーシップのポテンシャルを持っているかは、自分でははかりづらいものであります。
それでは自分の才能を見せびらかすのではなく、きちんとした形でインタビュアーに伝えるためにはどのようにしたら良いのでしょうか?ここでは4つのシンプルな提案をさせていただきます。
<もっとも関連性の高い功績を語る>
過去のことが必ずしも未来に直結しているわけではありませんが、過去の経験から人が形成されているのは事実です。つまり自分が何をしてきた人物なのかは、過去の積み重ねということになります。
幸運にも「あなたがもっとも成果をあげたことは?」といった質問は、インタビューでは必ずといって良いほど聞かれることなので、答えを用意しておかなければいけません。しかしこの時正直に、自分のもっとも優れた功績をあげていませんか?
もちろんそれ自体は間違いではありませんが、回答の期待値を予測すると違う答えが見えてきます。それは会社が求めている人物像と、過去の自分の功績をリンクさせる必要があるということです。過去の功績と会社が求める人物像が同じであるならば、会社がその人を雇わない理由はないのですから。
<情熱よりもスキルを語る>
若い世代の人たちが、自分たちの情熱を語るのは悪いことではありません。むしろ経験値やスキルが低い分、情熱でそれをまかなうことが期待されるでしょう。
しかしあなたがもしある程度経験を積んでいるのであれば、あなたがいかにその仕事に対して情熱を持っているのかをアピールするのではなく、あなたはどのような資格を持っていて、その会社に貢献できるのかを語らなければいけません。
情熱は大切ですが、即結果が求められてるあなたにとっては、スキルを強調する方が明らかにインタビュアーには響くことでしょう。
<自分のポテンシャルに集中して語る>
最近の調査で分かったことは、最終のジャッジの際、私たちは過去よりも未来について興味を持っていることがわかりました。
古い考え方として、男性脳は未来思考型、女性脳は過去懐古型と考えられていますが(もちろんこれが間違いであるとは言いません)、性別の差を取り払った際、未来志向型のビジネスパーソンが多いことがわかっています。つまりあなたは過去の功績とともに、自分のポテンシャルも認めてもらわなければいけないのです。
その際に求められるのはパーソナリティーです。自分がどのような性格を持っているのかといった、ポテンシャルを図る質問がインタビューの中には存在しますが、この質問はいかに将来自分がこの会社に貢献できるのかといったポテンシャルを図られていることを理解しなければいけません。
<他者があなたの評価を語る>
最終的に、あなた自身は決して自分一人で成り立っているのではなく、周りからの評価からで成り立っていることを忘れてはいけません。つまりどれだけ自分に味方になってくれる人がいるかが、ジョブインタビューでも大切になってくるのです。
例えばソーシャルネットワークのフォロワーがそうです。昨今ではインタビュイーが過去にどのような投稿をSNS上でシェアしているのかを調べられています。その際自分の発言だけではなく、同時に他者からの評価を会社は見ているのです。
例えば、発言に対して、良いフィードバックをたくさん受けているインタビュイーとそうではないインタビュイーを比べたら、どちらが信頼関係をうまく築けているかは一目瞭然です。
以上のことを意識しながらインタビューに臨むと、今までの結果とは違ったものが生まれるかもしれません。自分の才能をつぶしてしまわないためにも、インタビューで力を発揮できるようにしていきましょう。
ありがとうございました。
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