154、ユニコーン企業がもがいている理由

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

企業は常にイノベーションを起こし続ける必要があります。そして常にという言葉は昔に比べて現代ではそのスピードサイクルは極端に早まっています。理由はテクノロジーの進歩と情報のグローバル化です。

このような市場をうまく成功していく企業は大企業ではなく、ユニコーン企業のようなスピード感のある企業かもしれません。しかし彼らには彼らの問題もあります。

それでは見ていきましょう!!

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【ユニコーン企業がもがいている理由】

 

ファイナンシャルサービス会社が2015年11月に自社のIPOを$9と値付けた時(個人投資家は最低を$15をベンチマークにしている)、まだ世に生まれて6歳のスタートアップ会社は厳しい状況にさらされています。

IPOが上がってきていた中で、今は$60億の2/3である$40億まで下がってきたのです。しかし一方でユニコーン企業では$10億レベルの会社が130社を超えているのです。

 

ユニコーン企業はここ数年で大幅に増えてきました。しかしあまりうまくいっておらず徐々にその数を減らしてきている状況にあります。なぜか?専門家の中には、そもそも起業するに値しないユニコーン企業が多すぎたせいと分析する人もいます。

それももっともではありますがそれに加え、競合がキャッチアップしてきた時にうまくイノベーションを起こせなかったことが失敗の大きな原因になっているのです。

 

ユニコーン企業は$10億以上の非上場企業のことを指しますが、ユニコーンと呼ばれる意味は、実際ユニコーンは伝説上の動物であり、投資家の間で、まれに伝説の動物のようにこのような会社から大きな会社になる企業があることからこのように呼ばれているのです。

実際FaceBookやTwitterなどの企業もユニコーン企業として存在していました。ユニコーン企業の大きなつまづきとしては自社がはじめに提供したサービスを超えるサービスを、新たに超えることができない点が挙げられるのです。

 

たとえをあげるとDropBoxがユニコーン企業で大きな成果を上げながらも、競合に追いつかれ新たなイノベーションを起こすことができなかった代表企業に挙げられるでしょう。

DropBoxは提供当初コンピュターの整理機能を大幅に高めることができるサービスと非常に注目を浴び、かつ大成功を収めました。しかしgoogleやApple、microsoftなどによりその優位性は完全に崩されてしまいました。

 

Evernoteも当初人間の第2の脳の役割として非常に注目を浴びましたが、またしても上記の企業に食われてしまったのです。これはどのユニコーン企業にも共通していることではありますあるが、イノベーティブなサービスは時間が経てば共通のサービスになってしまうと言うことです。

つまり競争優位が失われてしまうのです。ユニコーン企業に求められることは常にイノンベーションを起こすこと、そして競合に追いつかれないよう新たなアイデアを創出することです。

これは言葉では簡単に表現できますが、実際は非常に難しいことです。しかし彼らが大きな成功を収めるには、FaceBookやTwitterが残してくれたブルーオーシャンを追い求めるしかないのです。

ありがとうございました。

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