156、50代からのキャリアパス

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

皆さんは自身のビジネスのピークをどこに設定されていますか?多くの人が50代までに!と決めている人が多いかと思います。もちろん肉体的にはそうかもしれません。

しかし本日の記事は50代以降でもまだまだ現役でいることができることを証明してくれています。むしろ年齢を重ねていくにつれてより精力的・真摯にビジネスに取り組んでいくようになるかもしれません。

それでは見ていきましょう!!

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【50代からのキャリアパス】

 

「50代が私にとって最もエキサイティングなキャリアになった。そして様々な選択が60になる時に、私に良い影響をもたらしてくれた。」と、定年の年齢を目前にしキャリアを伸ばすことになった女性、Babette Pettersen氏は言います。

 

彼女はキャリアの半分をDow Corning(化学工業メーカー)で過ごしてきました。30代・40台は着実にキャリアを積み、ワークライフバランスの元4人の子供を育てあげました。そして50代で大きなチャンスがあったのです。

まずDutch DSMにヘッドハンティングされ、女性では数少ない重役につきました。

数年後、BioAmberというスタートアップに参加し、彼女はキャリアが最前線に戻ってきたことを非常に喜びました。

 

しかしほとんどの伝統的なキャリアパスは、男性用の伝統的なキャリアパスとして描かれています。多くの企業ではパフォーマンスのピークを30代と考え、それに向けたキャリアパスを準備しています。しかしこれは女性のキャリアパスを全く考慮していないキャリアパスなのです。

なぜならば結婚・出産を控えた女性は30代のキャリアが抜けてしまうことが多く、キャリアを諦めるか子供を諦めるかといった極端な選択を強いられてしまうからです。(いくつかの企業はそのことに気づき、キャリアパスを考え直しているところもあり、ユニリーバやOdile de Damas-Nottinが良い例ではあります)

 

また男女関係なく、プロとしての人生は50代だけにあるのではありません。ストレスから解放される年齢、50代を過ぎるとハピネス指数が増え、若い時には獲得しえなかった新しいスキル、衝突の回避や怒りのコントロールなどが身についてきます。

肉体的に衰えることは否目ませんが、50代以降はゲームをしているような感覚で結果にフォーカスできるようになります。これは今までのストレスから解放され、楽に物事を俯瞰できるようになることで、身動きが自由になるからと考えられています。

 

基本的にどの年代であっても、キャリアは楽しんで進んでいかなければいけません。どの世代にも無駄なことはないからです。しかし基本的に40代を皮切りに仕事(特に自分へ投資するための)への考えは下がっていくと考えられます。

しかし仕事年齢はこれからも上がっていくことは明白で、40代以降も楽しんでキャリアを積んでいかなければ、どこかで取り残されてしまう危険性があるのです。

ありがとうございました。

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