158、営業を教える学校

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

確かに大学ではファイナンスやHR関連、マーケティングや法律などのベースを学ぶことはできます。しかし営業に関してはどうでしょうか?おそらくほとんどの人がそのようなコースを選択したことがないかと思います。

もちろん大学=社会に出るための下準備、と考える構造は好きではありませんが、大学時代、何も学びがないよりは、セールスのスキルを有して社会に出た方が確かに効果的かもしれません。

特に日本では入社直後はセールスからキャリアを始めることが多い状況の中では、もう少しセールスのスキルを高めるトレーニングが大学にあっても良いかもしれません。

それでは見ていきましょう!!

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【営業を教える学校】

 

ここ数十年間、セールスと学術は別物として考えられてきました。しかしセールスの形が変化し、学術も蚊帳の外になり始めてきています。私たちはこの悪循環を止めなければいけません。

エンジニアやファイナンス、オペレーションの人たちに比べると、セールスと言うコンセプトができてきたのは比較的最近のことであると言われています。セールスとは元来キャラクターを売り込む作業であり、自分のメインのビジネスに加えて行われてきたものであったからです。

 

Walter Friedman氏著の『Birth of a salesman』が世に広まるまで、セールスは特にユニークが必要なファンクションであると考えられていませんでした。そしてセールスは学校ではなく会社がトレーニングを行うのであるとされています。

多くの大学ではセールスに関する専門コースをほとんが設置していないのが現状です。最近のMBAブームの中でも、セールスはほんのさわりしか触れられていないのです。

参考値としてアメリカの大学卒業者の半分はいずれかのセールスのポジションにつきます。しかし彼らの授業の中でセールスに関するプログラムを有していたのが100名程度に過ぎないという事実があるのです。そして大学はこのギャップを無視し続けてきました。

 

しかし変化は今起きています。まずオンラインビジネスのインパクトです。今や買い手はオンラインで簡単に商品・サービスを購入できるようになりました。そしてその経験や意見をオンライン上に記載することもできます。

このままオンラインでの購買にマーケットは完全に以降するのでしょうか?おそらくNoです、少なくともここ十数年間はですが。インターネットが普及し20年あまり経ちますが、Eコマースの利用は依然として全体の10%にも満たないことがわかっています。これはまだまだセールスが必要であることを意味しています。

 

セールスを教えることは学術面でも社会面でも必要に重要です。それはセールスはキャリアの中で非常に大きな価値を置かれているものであり、かつ年間$9兆の経済効果を生んでいるからです。(US)

 

以上私たちが主張している必要性を理解いただけたでしょうか?セールスは思っているよりも学術の面では軽視されながらもマーケットでは大きなインパクトを持っています。もし社会に出る前にセールスの知識を有する学生を育成できればマーケットの成長スピードはますます加速していくでしょう。

もちろん私たちは今までの学術を全て否定しているわけではありません。しかし時代が変化してきている中、学術も変化を促進することを期待しているのです。

ありがとうございました。

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