162、会議におけるバイアスの克服

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

本日のトピックは会議をいかに効果的に進めることができるかです。その中でも今後は働き方が多様性を増す中で、リモートで会議を受ける人も増えてくれるのではないでしょうか?

しかしリモートで会議を経験したことがある人はそれの難しさを理解しているはずです。今後の技術革新例えば5Gの採用により、タイムラグが限りなくゼロになる可能性が示唆されている中で、私たちは将来どのような会議が実行されているのでしょうか?

もしかするとVRの技術を駆使して、会議参加者全員がバーチャルの場で同じスペースを共有しているようになっているかもしれません。

それでは見ていきましょう!!

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【会議におけるバイアスの克服】

 

理想的な会議は、参加者全員が積極的に意見を持ち合い、様々な視点から新たなインサイトをみつけだすことです。しかし現実はほとんどの会議は理想的な形では実行されず、効果的に行われていないのです。

 

ある企業に「会議に有意義に参加できていると感じるのは全体のどれくらいですか?」と質問したところ、だいたい35%のアベレージでした。こでは3つのバリアになっているセグメンテーションがあることがわかりました。

それは内向的・女性・リモートワーカーが問題になっていたのです。リーダーとして彼らの意見を尊重できるようにしなければいけないことは明白です。それではどのように対応していけば良いのかを見ていきましょう。

 

<内向的な人の場合>
内向的な者と外向的な者が会社にはいます。特に内向的な人の特徴としてエンジニアやプログラマーなどの技術者に多いのではないでしょうか。彼らはデータや技術部分に関しては説明しますが、それ以外のことは外向的な者に押され、ほとんど話す機会がないという特徴があります。

もちろん外向的な者は意見を発することが正しいと考え、内向的な者を邪魔しているわけではありませんが。しかし技術者の意見は非常に重要であり改善の必要性があります。

(改善策)
会議前には事前に目的や情報のシェア、そして期待値を明確にしておくことが必要です。会議中、外向的なモノは積極的に内向的な人を巻き込んでいくように心がけましょう。会議後のサマリーなどに、「他にインサイトあれば募集」と内容をシェアする際に記載しておくのも良い方法かもしれません。

 

<リモートワーカの場合>
リモートでの会議の参加グローバル企業になればなるほど増えるものです。しかし多くの場合、姿が見えないと気にすることを怠りがちになり、結果ほとんどリモートでの参加は会議に有意義な時間をもたらさないことがわかっています。これはリアルタイムの参加者もリモートでの参加者を同じ現象が起こっています。

(改善策)
会議前やはり事前に目的や情報のシェア、そして期待値の設定は重要です。そしてテクノロジーをふんだんに使いましょう。今はSkypeやWebEXなどリアルタイムで視覚・聴覚ともに情報がシェアできるようになっています。それを有効的に使うのです。会議中リモートでの参加者は急に声を上げることは難しいことは事実です。その際はチャット機能を活用しましょう。そう意思表示を積極的に行うのです。最後に会議の内容をしっかりとフォローアップできるサマリーを用意しておくことも大切です。

 

<女性が会議にいる場合>
差別的になることを恐れずに言うと、女性がいることで男性の会議への貢献度が変わってくるというデータがあります。(もちろん逆も然りかもしれないが)男性は女性の前でいらない虚栄や貢献、女性の意見をかばうことが無意識的に起こりうるのです。

(改善策)
これは女性のイシューではなくビジネスのイシューです。これを解決するには男女お互いの理解促進や企業文化のダイバーシティーの育成を促進していかなければいけません。

ありがとうございました。

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