177、議論がネガティブな方向に進んだときに、とるべきアクション

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

議論をしていたはずが、気がつけばただの言い合いになっていたという経験はありませんか?その状況はつらいですよね。(とはいえ意見をぶつけなければ新たなインサイトは生まれないのですが)

そんな場合感情的に熱くなるのではなく、情熱は持ちながらも冷静に議論ができればお互い気持ち良く話し合えます。しかし今日は理想通りには行かず、少しネガティブな方向に進んだときの対処法を紹介します。

それでは見ていきましょう!!

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【議論がネガティブな方向に進んだときに、とるべきアクション】

 

私たちは少なくとも、75%は相手のリアクションに反応します。そして声やノンバーバルでそれらの反応の選択肢を広げたり、制限できたりするのです。例えば前から歩いてくる人に歩きながら挨拶をされると、あなたもすれ違いながら頷き挨拶をするくらいでしょう。

一方であなたの前で立ち止まって目を見て挨拶をされると、あなたも立ち止まらずにはいられないはずです。行動は相手によって良い意味でも悪い意味でも反応するのです。

 

動物学的に、私たちは行動を習慣化していると考えられています。これはすべてを意識的に決断していると、脳の処理スピードでは追いつかないからです。しかし行動を習慣化させることに頼りすぎていると、動物は衝突やコミュニケーションなどの接触を避けるようになってしまいます。

例えばそれが議論の時など、コミュニケーションを避けていては何も生まれないし、あるいは攻撃的な人との議論の際は謝るか逃げ出すしか選択は残っていないようになってしまうのです。ここからはネゲティブな状況に落ちいたっときの7つの対処法を紹介していきます。

 

<再定義ー違った視点から考える>
相手が「これ以上この議論で戦いたくない」といったとします。しかし議論はしなくてはいけません。その時視点を変え「これは戦いではなく議論だ、あなたは良いディベーターですよ」と言いましょう。

 

<言い換えーできるだけ攻撃的でない言葉に言い換える>
相手が会議中あなたに攻撃してきた場合、あなたは「熱くなりすぎたよ」と批判的でない言葉で返そう。すると相手も「私も答えを求めるあまり熱くなりすぎたよ」と言うでしょう。

 

<引用ー過去の成功事例を用いて失敗いを事前に防ぐ>
もし過去に相手と成功したプロジェクトがあるならば、「あの時はうまくいったじゃないか、その成功を今ここで変えることはないよ」と言いましょう。

 

<言い直しーネガティブなワードの言い直させる>
中には批判的な言葉が無意識に出てくる人もいます。その場合は聞きなおしましょう。そして相手に批判的な言葉を取り消すチャンスを与えるのです。

 

<リクエストー質問する>
故意的に言われた場合も、ネガティブな表現をするのではなくもう一回聞き返し、相手の修正をまちましょう。

 

<バランスー相手の熱量を調整する>
お互いの感情が高まり衝突は生まれます。一方が(特に自分が)冷静であれば、相手も感情は高ぶりづらくなるのです。

 

<再構築ー優先事項を変化させる>
大枠は賛成だが、方法は反対となった時、全て初めから考え直すのではなく、意見の不一致のところに優先事項を当て話し合うと良いでしょう。どこが修正箇所なのかを明確にすることが、相手との意見の不一致を探るためには役に立ちます。

ありがとうございました。

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