179、2030年を迎えるにあたっての、教育システムの今までとこれから

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

2030年までに、約半数の仕事がAIやロボットに取って代わると言われています。ちょうど私たちは第4次産業革命(Industry4.0)に直面しようとしているのです。

これによって教育のあり方は大きく変化をしていくことが予想されます。また日本の大きな課題でもある、就職した段階で学習することをやめてしまうといった傾向は非常に危険なものになってくると思います。

新しい考え方やテクノロジーがマーケットに反映されても、人がそれに対応できなければ他のアダプターにマーケットを奪われてしまいます。大人になっても生涯学習、この考え方が当たり前になる日はいつになると思いますか?

それでは見ていきましょう!!

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【2030年を迎えるにあたっての、教育システムの今までとこれから】

 

知っての通り、私たちは学ぶことをやめてはいけません。なぜなら世界は急激に進化し、昨日までの最新が明日には凡庸なものに変わっている可能性があるからです。したがって私たちは学び続けなければいけません。

しかし、どのようにしてでしょうか?例えばMBAやPhDを取得するのでしょうか?もしくはMOOCsのような独自でアレンジするオンラインでの教育を受けるべきなのでしょうか?

 

私は大学教授として大学構内で学生たちに向けて講義をしています。その一方でオンラインでも授業を提供しています。したがって物理的な違いはありますが、基本的にネット環境さえあれば、同じ教育をどこにいてても受けることができるようになっています。

それでは全ての教育はオンラインにシフトしていくのでしょうか?それとも従来通りの場としての教育が残り続けるのでしょうか?

 

以下3つの自分が教育を受ける場合に考えなければいけない質問を用意しています。これを考えながら自分の今後のキャリアの参考にしてもらえればと思っています。

 

<今自分が求めているのは全般的な知識なのか?>
あなたは次のキャリアに何を求めますか?それによって選択すべきことは違ってきます。例えばこれからあなたが会社のエグゼクティブになるキャリアを選択するとします。そのような場合は、より包括的な知識が必要になるでしょう。

MBAを例に考えてみます。MBAとは経営学修士の意味です。つまり今後会社のトップにたったり、会社を運営していく人がファイナンスやHR、R&Dといった包括的な知識を学ぶ場です。

このような場合、MOOCsのようなオンラインで学ぶよりも、プログラムを提供している場に通う方が効果的であることがわかっています。またその場では同じ志を持った同士もいるので、モチベーションを高く保つことも可能です。

 

<専門的な知識が必要なのか?>
それではMOOCsの何が優位性なのでしょうか?それは学位などを得る代わりに短時間で特定の分野にフォーカスできる点です。例えばEコマースに詳しくなりたければ、そのコースを受講すると、その専門の知識を獲得することができます。

あなたが自分に何が必要なのかが明確の場合は、自分でそれだけにフォーカスすることができるのがオンライン教育であるMOOCsの強みです。また前述しましたが、物理的に受講しに行くことができない大学教授の授業を選択ことも可能です。

MBAにいくと種類にもよりますが、一旦仕事をストップしなければいけないのに対して、オンラインでは仕事と同時並行して学びを深めていくことができるのです。

 

<自分の学習スタイルは何か?>
この問いも同じく重要です。なぜなら自分の学習スタイルにはオリジナルの方法を持っているからです。例えば一人で黙々と何かを得たいと思っている人に、MBAのような複数人の人が切磋琢磨して学ぶ環境は合わないかもしれません。

一方で自分一人ではセルフモチベートが苦手な人では、オンライン教育を中途半端なところで終えてしまうでしょう。MOOCsが広がりきっていない一つの原因としては、一般的に人間は一人だと怠けてしまうため、MOOCsも受講途中で終了してしまっている人が多くいることも原因の一つです。

したがって自分はどのよう勉強が効果的なのかを知ることははじめに考えておかなければいけないのかもしれません。

 

以上3つの質問を書かせていただきましたが、結論なぜ自分は学習するのかを明確にしておく必要があるということがお分りいただけたと思います。市場が競争的である中で、私たちは常に誰かと比べられていることを理解しておかなければいけないのです。

ありがとうございました。

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