196、仕事の場面で友人のためにカバーすべきか
こんにちは。くらもとたいしです。
友人と呼べる人と、同じ会社で働いたことはありますか?ここでの友人は、同僚として出会って友人になったものを指すのではなく、学生時代や会社外でできた友人が、その後同じ会社で働くことになった状況を指します。
このような状況になった場合、おそらく通常の同僚よりはその友人のことをお互い気にかけることでしょう。そしてそれにはもちろん仕事上でのメリットがあります。しかし同時に友人と働くからこそ気をつけなければいけないこともあるのです。
それでは見ていきましょう!!
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【仕事の場面で友人のためにカバーすべきか】
友人と同じ会社で働くことのメリットとして、お互いを相互的にカバーできることや相手の関心ごとに理解しあい、それをサポートできるということです。調査の結果からもお互いが貢献しあうことでプラスの効果が生まれることが証明されています。
今から見ていきたいのは友人と同じ会社で働くことにメリットがあることは確認できたので、悪い面や気をつけなければいけない面を見ていきたいと思います。例えば友人が何かのトラブルの渦中にいる時や、友人の行動があまり好ましくないと思った場合の対応方法はどのようにすれば良いのでしょうか?
そもそも友人のカバーはするべきなのでしょうか?といった課題です。
働く上でもっとも難しい問いとは、答えが一つではないということです。様々な問題が複雑に絡み合ってしまっているのです。まずは友人が何かトラブルの渦中にいると仮定します。例えば友人はツアーコーディネーターをしているとします。彼は自分のミスによりダブルブッキングを行ってしまい、どのようなアクションを起こせばいいのかを迷っています。ここで友人としての手助け方法はどのような方法が良いのでしょうか?
一番やってしまいがちなのが、「何か手伝おうか?」といった問いかけです。しかし一般的にこのような問いかけは、「ううん、大丈夫だよ。」といった回答を誘発してしまいがちです。この場合は、ある程度状況を把握しているのであれば。「○○の時間帯だったら、手伝えるので予定に入れておくよ」といった具合にアクション方法までを提示してあげることです。
これはツアーコーディネーターとしての例でしたが、一般的に何かサポートを申し出る時は、抽象的に尋ねるのではなく、具体的に何ができるのかを提示してあげることで、相手を救ってあげることができます。
次に友人の起こした行動が第三者にあまり良くない影響を与えることがわかった場合です。この場合、他の同僚であってはなかなか相手の行動を指摘するといったことはできにくい傾向にあります。そのまま距離をとってしまうといったあまり好ましくない形で帰結してしまうことがほとんどです。
しかし友人である強みは、相手とより深く付き合えることです。つまりこの役割は友人であるあなたがもっとも適しているのです。ここで気をつけることは抽象化して話さないことです。なぜなら抽象化してしまうと、自分も含めて非難されているように受けては感じてしまうからです。
この場合は具体例を出してフィードバックをしてあげるのが効果的です。具体的に説明してあげることで、自分のどの行動がまずかったかが理解しやすくなるのです。
最後にそもそも友人をカバーしなければいけないのかといった考えです。もちろんカバーをしてあげるのに越したことはありません。しかしそれにはタイミングと状況把握が重要なのです。まず気をつけなければいけないことを、友人が困っていることをその人の上司は知っているかということです。もし上司が知っているのであれば、カバーは上司がすべきですし、もしその上司からあなたにオファーがあれば初めてカバーしてあげれば良いのです。
友人であるあなたは友人のことを理解できるが上に、何かトラブルや困っていることがありそうであれば、真っ先に助けをしてあげるのではなく、状況をしっかりと把握した上でカバーしてあげれば良いのです。
また一つ友人同士でカバーするとなった時、時々ではありますがミスを隠蔽しようという心理が働いてしまいます。しかし友人をカバーするということは一緒に共犯者になるのではなく、建設的に相手をサポートできなければ意味がありません。
友人であるからこそ、お互いサポーティブな関係性を築いていくことが小田代のビジネスを促進させる上で大切なことなのです。
ありがとうございました。
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