202、定年後のキャリアを考える

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

あなたは定年まであと何年ありますか?今の市場では定年という言葉がなくなりつつある傾向にあります。これは健康寿命が伸びたことで従来の定年の価値観と合わなくなってきているからと言えましょう。

しかし年は取ります。つまり精神的には健康でも肉体的には確実に衰えてきます。そんな時あなたは若手と張り合いますか?それとも経験を積んだ人しか得られないインサイトを発揮出来るベテランになることを選びますか?答えは経験を積んだ人であるならば一層理解できていることではないでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【定年後のキャリアを考える】

 

アメリカでは毎日1万人が65歳を迎えていると計算されています。ここ数十年では、最も多いリタイアメントエイジということができます。早い人で50代から、遅くても70歳までには自身のキャリアを終え、レジャーの生活へと移っていくように流れています。しかしこの数年間で老後が変化してきているのは全ての人が感じていることではないでしょうか。

平均寿命が延びたことで、人は90歳くらいまで生きられるようになりました。しかし政府の老後への資金は十分確保しているとは言えない現状でしょう。そこで多くのエグゼクティブも社員のリタイアの意味を考え直し始めているといいます。

 

様々な調査がなされている中で、2004年のHBRにも提唱がありましたが、「リタイアすることをリタイアする」と言う人たちが一定数存在します。その人たちを企業はリタイアする歳の人でもビジネスに貢献させ、彼らの経験から会社の文化などを醸成させることに期待していました。

最近私たちはリタイアする年齢の人たちに、新たな選択肢があることを発見しました。本日はその例をご紹介していきましょう。

 

<貢献の仕方を変える>
マネージャーたちはリタイアした人にフルタイムで働いてもらおうとは思っていません。またリタイアする年になった人も、彼らがずっとフルタイムで働きたいとは思っていません。彼らには台本の作成、つまり彼らはビジネスの中心から外れたことで視野が広がり、今現役で仕事に従事している人では思いつかないようなひらめきを覚えることがあるといいます。

そのような彼らに必要とされていることは、現役時代同様にバリバリ働くことではありません。反対に現役時代には見えなかったり、経験が乏しかったことを補うような視点から物事を考えることが期待されています。

 

<今までの仕事に取って代わるものを見つける>
リタイアすると一言で言っても、それは様々な意味として捉えることが出来きます。例えばこれからはレジャーやゴルフを楽しむことが出来るといったポジティブな意味があると同時に、特にこれは現役時代仕事しかしていなかった人が陥りやすい傾向ではありますが、リタイア=人生の終着地として捉える傾向があります。

しかし60歳でリタイアした人であるならば、あと30年は自由な時間が有るのです。これは20歳が50歳になることができる時間です。つまりリタイアを何か新たしいことができる年齢ととるか、人生が終わり始める年齢ととるかの違いです。実はリタイアからも新たなことにチャレンジする時間は十二分に存在しているのです。

 

<新たなコミュニティーを見つける>
リタイアしたとはいえ、完全に組織から離れるのではなく働く時間を減らしていく人が多いのではないでしょうか。先ほど述べたように、リタイアした人は現役みたいにバリバリ働くことを期待されてはいません。自分には何ができるのか、今までのキャリアから自分しかできない仕事を見つけ、新しい居場所を作らなけばいけません。

またこれは組織外でも同じことが言えるでしょう。リタイアすると比較的時間に余裕ができるため、社会貢献に力を入れても良いでしょう。その時自分の経験を生かすことができればなおさら自分の居場所を見つけやすいのではないでしょうか。

ありがとうございました。

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