208、夫婦のキャリアプランは長期的な視点が考える

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

近頃同世代の人たちが次々と結婚し、子供を授かっています。素晴らしいことであると同時に、非常に大きな決断の時期でもあるなといつも話を聴くたびに考えてしまいます。最近では多くの会社が産休などの制度を充実させて、会社に復帰しやすい環境を整えているところが増えているかとは思いますが、彼らはどのようにして夫婦としてのキャリアを考えていけば良いのでしょうか?

簡単な問題ではないからこそ、今一度膝を付き合わしてお互いのキャリアについて考える時期ではないでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【夫婦のキャリアプランは長期的な視点が考える】

 

「あの頃しっかりと夫婦のキャリアプランを話したおかげで、お互いのキャリアを尊重しながら幸せな夫婦関係を築くことができているわ。」と60歳を超えてもなお、若手起業家への投資に勤しんでいるケイト氏は語ります。「どちらがフルタイムで働いていてもダメだったし、片方が自分のキャリアを完全に放棄することはもっとダメなことだわ。」と続けています。

 

ケイト氏とその夫マシュー氏は、同じビジネススクールで出会い、恋に落ち、結婚しました。お互い結婚した当初はフルタイムの仕事をしていましたが、数年後子供を持つことを決めたため、お互いのキャリアについての話し合いを行いました。その話し合いとは、いかにお互いの人生、例えば仕事の意義や金銭的な問題、素晴らしい家庭を築くという二人のキャリアをデザインするというものです。

 

多くの人が自分オリジナルのキャリアプランを考えています。そしてその二人が結婚をすることによって、お互いのキャリアが主張し合い、結果としてどちらかが折れるか諦めるしかない状況になることは少なくありません。これはお互いに良い教育を受けたもの同士が直面する問題であるとも考えられています。それではこのような場合、どのようにお互いのキャリアを考えていけば良いのでしょうか?

 

一番大切なことは、お互いのキャリアについて二人で考えるということです。マシューとケイトはお互いのプランを一緒に考えました。そしてそれは短期的なキャリアの話ではなく、長期的なキャリア、つまりお互いが最期の人生までをデザインしたプランを話し合ったのです。お互い相手の夢は尊重しなければいけません。

また彼らの選択肢には子供を授かることもプランとしてあったため、お互いがフルタイムで働くことはよしと考えませんです。そこで彼らの選択はマシューはそのまま彼の仕事を進め、ケイトは仕事をやめました。その代わり自分の会社を立ち上げて社長となったのです。

 

彼らの考えとしてはマシューのやりたいことと彼らの収入源をマシューの仕事でカバーします。そしてケイトは自身の会社を立ち上げることで、自分の夢を叶えながらもフルタイムで働かなければいけにという制約をなくしたのです。またこのビジネスがうまくいけばマシューはケイトの会社で働くこともできるという選択肢を残していたのです。

このように短期的に自分たちのキャリアを考えるのではなく、長期的に自分は何を成し得たいかを考えることによって、家族としての満足度を保ちながら、同時に自分たちのキャリアを叶えることができたのです。

 

もちろん全ての人がこのキャリアを選択しなければいけないというわけではありません。夫婦間オリジナルのキャリアプランを描いていくことをお勧めします。しかし忘れてはいけないのは、自分たちのキャリアはお互いで話し合って決めるということです。決して自分たち個人で決めたり、どちらか一方だけのプランを押し付けてはいけないということです。

 

例えばどちらかがフルタイムで働き、どちらかは家庭に専念するというキャリアを選択したとします。このメリットとしては、育児に十分に時間をかけることができる点です。そしてデメリットとしては、フルタイムの仕事がなんらかの理由で失われた時、金銭的な不安があとを追ってきます。また時勢的に収入が十分でなければ成り立たないし、離婚した場合は働いていなかった人が金銭的に不利になってしまう可能性があります。

 

それではマシューとケイトのような関係性はどうでしょうか?これらのメリットはお互いのキャリアを尊重できる点がもっとも強調できるポイントになります。そしてデメリットであるかはわかりませんが、その人がフルタイムワーカーであった場合、どちらかは仕事をやめて新しいキャリアを選択するという少しチャレンジをしなければいけません。

 

もちろんお互いがフルタイムで働きながらも、子供を育てていくという方法もあります。これらのメリットは最大限に自分たちのキャリアを描くことができる点ということができます。しかしこの場合はどちらも家庭のことを優先に考えなければいけません。そうでないと子供がないがしろになってしまう可能性が高いからです。この体制はお互いが家庭内で平等のパワーバランスで、お互いがサポートしあうことができていないと成り立たせることが難しいスタイルであるともいうことができます。

 

前述しましたが、どれが理想的な働き方であるかは個人次第です。自分たちのスタイルがどのスタイルにマッチしているのかをお互いで考え、キャリアをデザインしていくことが、このお互いを尊重する上で大切なことなのです。

ありがとうございました。

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