219、職場環境を見直す重要性

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

ここ数年職場環境の見直しが進められています。特にスタートアップなどの企業では、社長室がなく皆が同じフロアで、特に決まった席がなく仕事をするといったスタイルが増えてきています。

私たちはこれからよりクリエイティブかつコラボレイティブな働き方が求められてきます。もちろん職場環境を見直しただけでこれらが身につくわけではありませんが、この方法は新しい働き方への一つの道標になるかもしれません。

それでは見ていきましょう!!

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【職場環境を見直す重要性】

 

職場環境が見直される時、多くの社員が不快感を感じてしまいます。なぜならデスクを綺麗にしたり、書類を整理したり、日々の業務の邪魔になってしまうからです。なんのために?なぜ?と思う人が多いのも無理はないかもしれません。

 

しかし職場環境のデザインを研究している人は、職場環境を定期的に変化させることを推奨しています。研究によると、チームがコラボレーティブになったり、クリエイティブを発揮しやすい環境になることがわかっているからです。

例えばSteve Jobs氏がピクサーの本社を改装した時も、ワークプレイストは少し離れたところに、大きな共同トイレを作りました。これは一日中デスクに座ってばかりいないで、すこしの散歩が肉体的にも精神的にもメリットがあることを知っていたからです。また大きなトイレにすることで、様々な人と交流する機会が増えることを目論んでいたのです。

 

韓国の企業を例に見ていきましょう。この企業はEコマースの会社で電子用品やベービー用品、ファッション用品など、様々な商品を取り扱っている会社です。彼らが本社を移転させることになったので、今まで6つのチームに分かれていたワークプレイスを一緒にすることに決めたのです。今まで交わってこなかった社員同士の交流を深めさせようとしたことが目的です。彼らはコンセプトを開発(Exploitation)から探求(Exploration)、つまり共同で何かを生み出すことに意識を集中させたのです。

 

これらの試みは大成功でした。彼らは自分たちの商品の横のつながりを利用して、部署を飛び越えて様々なコラボレーション商品を生み出しました。これは今までの一つの部署にこもっていては生まれ得なかったアイデアです。

面白いことにワークプレイスをオープンにしたことによって、社員たちのパフォーマンスも向上しました。社員たちが様々な人たちと交流し、意見が活発になったことによって、職場自体に活気が生まれたのです。この活気は程よいライバル心ともつながり、お互いに良い意味で競争しあうようになったのです。

このようにワークプレイスの共有化はメリットが多いことがわかっています。多くの特にIT企業やスタートアップはこの考え方を取り入れて、職場をリニューアルしてきています。将来的には多くの企業がこのような環境になることが望まれます。

ありがとうございました。

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