248、病気で職場から離れていた同僚をうまく迎え入れる

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

健康は人間にとってもっとも大切な資本の一つですが、完全にコントロールすることはできません。今ピンピンしている人でも突然明日から職場を長い期間休まなければいけない事態に陥ってしまうこともありえるのです。

本日は長い期間休職していた人が、心地よく職場復帰するためには本人含めどのような対応が望ましいのかを見ていきたいと思います。

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【病気で職場から離れていた同僚をうまく迎え入れる】

 

社員が休職する理由はいくつかありますが、その中でもっとも避けることができないのは、病気による休職です。調査の中から期間の差はあれど、13%のアメリカ人は病気で休職した経験があります。

 

そして彼らが職場復帰する際は、同僚である私たちは、彼らが心地よいと思えるように受け入れなくてはいけません。それは仕事の面においても、そして人間関係の面においてもです。

 

しかしマネージャーや本人自体もそのことをあまり重視していない傾向にあります。私たちはどのように彼らを招き入れれば良いのでしょうか?

 

<戻り方を考える>
まず大切なことは休職者とHRで職場復帰する前に話し合うことです。これはなぜ必要なのでしょうか?なぜなら病名をバラしたいのかバラしたくないのかは、休職者しか知りえません。

そしてアナウンスが必要な場合も、HRはどのようなコミュニケーション方法で同僚に伝えれば良いかを合意しておかなくてはいけないからです。事前に手を打っておくことによって、休職者は気持ちの準備ができ、そして同僚は迎え入れる準備ができます。

 

<いつ戻ってくるかを明確にする>
復帰日時を明確にしておくこともポイントです。特にこれは同僚の人たちが助かります。いつ帰ってくることがわかれば、例えばお花やお祝いを事前に用意することも可能です。また今進めている仕事をどのように情報シェアすれば良いかを考えておくこともできるのです。

 

<休職前何をしていたかを管理する>
休職する前、休職者がどのようなプロジェクトに取り組んでいたかを整理しておきましょう。休職者は心の中で急に仕事から離れて申し訳ないと思っているはずです。そんな彼らが気になるのは、そのプロジェクトがどのようになったかです。

これは休職期間にもよりますが、マンスリーベースで整理しておくといいでしょう。その際特に複雑な詳細は入りません。概要と結果、ネクストステップが用意されていれば十分です。

 

<慣れる時間を与える>
職場復帰でその日から前と同じように働くことは不可能でしょう。まずはビジネスの勘を取り戻さなくてはいけませんし、何より体調が前と全く同じであるとも限りません。もしかすると数週間は通院しながら仕事に馴染んでいく必要があるのかもしれません。

そこで私たちは30日を一区切りとして考えていきます。復帰してからの30日間は仕事に慣れていく期間と設定して、同僚もそのようにスケジュールを合わせていきます。

 

<仕事内容を調節する>
タスク内容も初めから全開にさせてはいけません。理由は先ほどと同じです。慣れる期間が必要なのです。これも期間は約30日、これは本人のやる気とは関係なく、肉体的・精神的にこれくらいの時間は必要です。初めは特に負荷のかからない仕事から割り振ってあげましょう。

そして徐々に彼ら本来の仕事レベルまであげていくことがマネージャーには求められます。決して初めから無理をさせてはいけません。

 

休職者の心理として、職場復帰1日目や初めの1ヶ月は不安と戸惑いの連続かもしれません。なぜなら自分が休んでいた時間もビジネスは大きく動いているからです。そんな彼らにとって重要なことは安心です。またここでしっかりと働いていくためには、チームワークとしてマネージャーや同僚の協力なくしてあり得ないことを知っておかなくてはいけません。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!