254、これからの人間に要求されるのはクリエイティビティ

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

あらゆる記事で、「AIによる雇用の喪失」といった煽りを見ることができます。確かに半分正解ですが、半分間違いです。なぜなら確実にAIによって取って代わられる仕事は増えてきますが、それと同時に新しい仕事も生まれてくるからです。

そこで私たちは何に気をつけなければいけないのでしょうか?

それは考えることをやめないことです。人間の脳は高度な考える力を持っています。考える力とは0から1を生み出す力のことです。反対に考えることをやめてしまっては、簡単にAIに仕事が取って代わってしまうことは肝に命じておかなくてはいけません。

それではみていきましょう!!

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【これからの人間に要求されるのはクリエイティビティ】

 

すでに何度も聞いたことがあると思いますが、テクノロジーは私たちの仕事を奪い、かつ正確に、そして人の手が全く介在しない分野も出てくると予想されています。

ホワイトカラーの人たちも同様です。97,000人が今従事している仕事をロボットに取って代わります。10年後には39%の仕事が取って代わるとも予想されているのです。もっというと将来的には95%の仕事はロボットにだいたい可能と考えられています。

特に製造業でのこの進歩は顕著で人がマネージするよりも20%生産性が上がり、4%の廃棄しか出さなくて済むと考えられています。

 

2020年までのこのような500万から1000万人の、雇用の喪失をうたう記事を見つけるのは難しくありません。またSpace XのCEOであるイーロンマスク氏は、この進歩が人類存続の危機に晒していると警鐘を鳴らしています。それほどこのテクノロジーの進化の波は凄まじいものと考えられているのです。

それでは人類に残された選択肢はなんなのでしょうか?私たちはこれから人間でしかできないことをしていかなくてはいけません。そしてそれは4つのことを実践していく事であるということがわかりました。

 

<イマジネーションを働かせる>
労働力として、人間はロボットに置き換わるかもしれません。しかし産業革命の時も同様に、労働力はロボットに取って代わりましたが、それを設定するのは人間です。

つまり何かを作るときのイマジネーションは私たち人間にかかっているのです。作業としての労働ではなく、クリエイトとしての労働はなくなることはありません。

 

<人は戦略的、機械は実践的>
マッキンゼーも述べている通り、機械化が進めばより生産性は上がります。しかしそれはあくまで生産性のお話で、実践的な工程のことを指しているのです。

一方でイマジネーションやクリエイティブな分析や戦略的思考は機械の得意とするところではありません。機械はいかに効果的に生産することができるかを設定することはできますが、そもそものゴール設定をすることを得意とはしないのです。

 

<人とテクノロジーを共存させる>
この手の話になると、テクノロジーが人間を駆逐するといった考えに結びついてしまいます。つまりテクノロジーと人間は共存できないと言われているみたいです。しかしテクノロジーと人間は共存できます。

現にスマートフォンは人間の生活の一部になっているのですから。したがって私たちは共存できる方法を探さなければいけません。相手を敵として考えるのではなく、自分たちの生活を豊かにしてくれるものとして考えるのです。

 

<新しい仕事を生み出す>
何かの仕事がロボットに取って代わられたのであれば、他のところでまた新しい仕事が生まれてきます。つまり人が不要になることはないのです。例えば職場である仕事が取って代わられたとするのであれば、次は何ができるのかを考えていけば良いのです。

 

新しいテクノロジーのことを、脅威とのみ考えてはいけません。これらは一部のツールとして考えなければいけません。したがってテクノロジーは私たち人間が利用するのであって、それら考えられ方に支配されてはいけないのです。なくなった仕事の代わりの時間で、次は何ができるのだろうと、考えることができるのが人間の強みであり、また新たなイノベーションを起こしていくためのリソースとなっていくのです。

ありがとうございました。

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