261、優れたリーダーがアートを嗜む理由

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

優れた経営者はアートを嗜んでいると言われています。例えばスティーブジョブスは大学時代、カリグラフィーの授業を取っていたことはあまりにも有名な話ではないでしょうか?

これは何もエンタメやITといった業界に当てはまるものではありません。全ての業界に、アート嗜むことでえることができるベネフィットがあるのです。普段美術館に行く人がない人は今週末、ふらっと出かけてみませんか?もしくは自分で絵を描いてみたりしても良いかもしれませんね。

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【優れたリーダーがアートを嗜む理由】

 

会社が成功するとはどのような定義付けがされるでしょうか?おそらく定量的に測りやすいのはもっとも売上が高く、かつ利益を多く出している会社です。彼らはどのライバルよりも優れているということがでいます。

しかしそれだけではありません、会社のリーダーは競合と戦うことにのみ集中していれば良いのではないのです。それ以上にリーダーは他のリーダーが見えていないモノを見ていかなければいけないのです。

 

独自性、と言葉に置き換えることは簡単ですが、これを実行に移すことはそう簡単なことではありません。なぜなら基本的にリーダーは同じ会社で長年勤めてきた人や、同じ業界で育ってきた人がリーダーになる傾向が強いことも理由としてあげることができます。

これのどこに問題があるのかというと、同じフィールドにいた人にはその範囲内で物事を考えていく傾向にあります。つまり他のフィールドにソリューションが隠れていたとしても、そこのフィールドには関心がないので、そのソリューションに気づくことができないのです。このようなことからもフレッシュな視点というものは非常に大切になってくるのです。

 

とはいえ全てのリーダーを別のフィールドからきた人に変えることは現実的ではありません。ではどのように私たちはイマジネーションの幅を広げていけば良いのでしょうか?

答えはアートです。アートが今まで思いつくことのできなかったアイデアを結びつけてくれる可能性を秘めているのです。

 

私はビジネスコースにおいてアートでビジネスを考えることを教えてきました。具体的には今自分たちが置かれている状況、それは会社でも国でもなんでも構いません。言葉ではなく絵として表していくのです。

その時絵の上手い下手は関係ありません。いかに自分のイマジネーションを様々な方向に飛ばしていくことができるかが鍵なのです。したがってあまり具体的な絵よりも抽象的な絵の方が横の広がりをえることができます。

 

完成したら自分の絵を客観的に眺めてみます。なぜこの絵はこんな形をしているのだろう?なぜこの色を使ったのだろう?このえは何を意味しているのだろう?ということを紐解いていくのです。

無意識に描かれた絵が意味を持ち始めてくるのです。そこにソリューションが落ちているかもしれません。それはあなたが最大限、アートを利用することによってえた、イマジネーションの広がりなのです。

 

多くのリーダーは戦略的に物事を考えられることが求められます。つまりイマジネーションの世界ではなく、より現実的に物事をジャッジすることが求められるのです。

しかし会社が大きな方向転換をしようとしている時、戦略的な考え方だけでは通用しません。なぜならそこにはデータにはない予期していないことが良い意味でも悪い意味でも起こりえるからです。この事態を予測したり対処したりするためにはイマジネーションが必要です。

そしてアートがその助けをしてくれます。アートに親しみがない人ほどイマジネーションのトレーニングになるので、アイスブレイクの感覚でアートを始めてみてはいかがでしょうか?

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!