ブロックチェーンとは信頼のプロトコル -Block Chain Revolution-

 

ブロックチェーン

 

この言葉を聞いた時、どのようなイメージが頭に浮かびますか?

ビットコインやコインチェックといった仮想通貨の名前や取引所などが浮かんでくるかもしれません。もしかするとあまりよくないイメージ、「何だか得体が知れないな…」と思っている人も多いのではないでしょうか?

そのイメージは実は正解です。なぜならインターネットが出始めたときも同じような印象を持たれていたというのですから。人は新しいものが現れた時、拒否反応を示す人と、興味深く飛びつく人とに分かれます。

 

まずインターネット創世記を振り返ってみましょう。この時代もインターネットに対する印象は二分化されていました。しかし今や二分化されたうち、どちらのグループが世界の富を握っているのでしょうか?それはインターネットに没頭していった人たちです。ビルゲイツ氏の名前をあげれば想像に容易いでしょうか?

実はブロックチェーンも同じように考えられています。インターネットの発明と同じくらいの革命が起きると言われているのです。ブロックチェーン自体の考えられ方が出てきたのはおよそ4年前のサトシ・ナカモトが論文で発表したものがきっかけです。今では世界中でブロックチェーンの考えられ方が進められています。

 

ブロックチェーンが今後のインターネットの中心に移行していくかは誰にもわかりません。なぜならメリットも多大ですが、まだまだ課題も残されているからです。しかし素晴らしい考え方であることには変わりありません。今ブロックチェーンの考え方を理解し準備しておくことで、新しい未来の訪れを一緒に見ていきませんか?

 

ここでは『BLOCK CHAIN REVOLUTION』(著:ドン・タプスコット、アレックス・タプスコット)を数回に分けてまとめたものを紹介していきます。かくゆう私もブロックチェーンに精通しているわけではありません。この本を読んで一緒にブロックチェーンの理解を深めて行きませんか?

さあ自分に投資して行きましょう!!

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【ブロックチェーンとは信頼のプロトコル】

■インターネットの恩恵と限界

イントロの部分でも触れましたが、インターネットは私たちに多大な恩恵をもたらしてくれています。例えば情報交換のコストが下がったことや、検索やコラボレーションが容易に行うことができるようになったこと、そしてIOTと呼ばれる私たちの生活がインターネットと繋がってきたことによって、インフラが劇的に利便性を増してきました。

一見私たちの目に見える範囲だけで考えるのであれば、インターネットは完璧であるかのように感じることもできます。しかし正面だけでなく横を見ることを忘れてはいけません。例えばインターネット上では個人のアイデンティティの確立が難しかったり、ネット犯罪の温床になっていたりもするのです。

 

日本に住んでいるとあまり感じることができないかもしれませんが、インターネットは全世界の誰もがフェアにつながることができると信じられていますが、実際は不正を防ぐ方法、例えば暗号技術が不完全であったり、銀行や政府といった第三者の承認がなければ、インターネット上で安全に取引することもできないのです。つまりそこにはいつも第三者が介在しています

FacebookやTwitterなどを想像してみましょう。これらのソーシャルネットワークは、コミュニケーションの方法を大きく変化させました。今では世界中の人とコミュニケーションを取れるようになっています。しかしそこには第三者が存在していることに私たちはどれだけ意識できているでしょうか?

また何かを検索するときにGoogleやBing、yahooなどのブラウザを使用します。こちらも一見何も考えることなく普段利用していますが、私たちが検索しているデータを彼らは収集しています。そしてそのビッグデータをもとに私たちへの情報が操作されています。ここにも第三者が存在しているのです。

 

先ほどから第三者をネガティブな印象に感じるように書いていますが、この第三者の何が問題なのでしょうか?それはこれら全てが中央に管理者がおかれているということです。つまり考えたくはありませんがこの中央のシステムが不正をしていても私たちは知る由がありません。そして私たちはこの、信頼するしかないプロトコル※を使用する手段しか持っていないのです。

 

またセキュリティにも問題点があります。中央で管理をしていると、例えばハッキングにより中央のシステムから個人情報の流出や書き換えが行われても、私たちのデータは中央で管理されているため、対応する余地がありません。

 

■ブロックチェーンが世界を変える

このような点からインターネットは依然として完璧でない、また脅威であると考えられるのです。そこで流星のごとく現れたのがブロックチェーンの概念です。この概念はBitcoinと呼ばれる仮想通貨の仕組みを表すために記載されています。そしてこのブロックチェーンこそが私たちの世界をかえる、新しい考えられ方であるかもしれないとされているのです。

 

それではブロックチェーンとはどのようなものなのでしょう?簡潔にいうと、P2P方式を採用した、分散型のコンピューティングシステムです。つまり中央に管理者を置く今までのシステムではなく、管理者は利用者全体になります。もっと簡単にいうと、ブロックチェーンは取引が記録された世界規模の帳簿であり、管理者は一つに集中しているのではなく、分散されているのです。

 

これは何がすごいのでしょうか?一つに集中していると前述した通り、データの書き換えなどの不正が行われた場合、私たちは知る由がありません。しかしブロックチェーンはデータが分散しています。つまりAが仮に書き換えられたとしても、B・C・D…αが同じデータを所有しているので、Aはすぐにエラーに気がつき、修復できるのです。

そしてブロックチェーンは10分に一つデータの積立、いわゆるブロックが増えていきます。つまりAのある一部分のブロックに書き換えが生じても、他のαやAの中でのほかのブロックも全て同じように書き換えをしなければいけないということです。これは明らかに不可能とでもいうべきではないでしょうか?

 

このようにブロックチェーンが普及することによって私たちのプライバシーのセキュリティや透明性の向上、不正が起こしづらくなるなど、信頼が上がっていきます。このことからブロックチェーンは信頼のプロトコルとも言われるようになりました。

 

■分散型ネットワークであるブロックチェーン

ブロックチェーンがどのような考えられ方であるか何となく概念はつかめましたか?それでは今後ブロックチェーンが普及していくことによってどのようなことが起こっていくのでしょうか。

 

ブロックチェーンは、開かれたプラットフォームです。したがって誰でも無料でソースコードをダウンロードし、新たなツールを開発することが可能です。 今後ブロックチェーンを使ったアプリが続々と登場し、世の中を根本から変えてしまうサービスが生まれてくるかもしれません。ブロックチェーンはそれだけのポテンシャルを秘めているのです。

 

次編はブロックチェーンが普及することによって見えてくる未来を紹介していきたいと思います。私たちの生活はどのように変化していくのでしょうか?次編もお楽しみください。

※プロトコル:コンピューター同士が通信する際の手順や規約などの約束事

 

このブログでは『BLOCK CHAIN REVOLUTION』(著:ドン・タプスコット、アレックス・タプスコット)を数回に分けてまとめたものを紹介していきます。全てを網羅しているわけではなく、なるべくブロックチェーンについて簡潔にまとめているので全てをカバーしているわけではありません。私のまとめを見てブロックチェーンに興味が出てきた!!という人は是非実物を購入して見てください。ハードカバー・Kindle版ともにAmazonで買うことができます。ちなみに私はイケダハヤトさんがこの本を紹介されていて即買いしました(笑)

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ちなみに余談ですがブロックチェーンを理解するために、仮想通貨も少しばかり保有しています。目的は投資目的ではなく、ブロックチェーンがスタンダードになった時、仮想通貨もスタンダードな貨幣になると思っているのであくまで所有目的ですが(笑)

取引所はZaifというところを使っています。理由は取引手数料が安く、日本で取引所大手だからです。加えてコイン積立という制度で、毎月決まった金額仮想通貨を購入していけるので、頭の中を仮想通貨のチャートで支配されることがないのもお勧めです。(お小遣い程度の金額を毎月コイン積立しています)

もちろん仮想通貨自体は株と同じで変動があり、ゼロリスクの投資ではないので絶対に儲かるとは断言できませんが、私はブロックチェーンが今後、wi-fiやブラウザという言葉が今当然のように口にしているように、スタンダードなシステムになると思っているので仮想通貨を少しばかり保有することに決めました。

一応注意として億り人を目指すのはいいですが、あまりにリスキーなのでおこずかい範囲で投資することをお勧めします!!登録は無料なのできになる人がいたら下記の公式ホームページを見て見てください。アカウントを作成し口座を開くのはもちろん無料です。

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