266、孤立している人は個人だけでなく、集団にも悪影響を与えてしまう

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

職場で孤立している人はいませんか?彼らの特徴はチームワークとして働かなければいけない状況でもうまく人とコミュニケーションが取れない人で、これは個人だけの問題だけではなく集団の問題にまで発展します。

個人としてこの問題を解決していかなくてはいけませんが、個人だけで解決することは簡単ではありません。それではどのように対処していけばよいのでしょうか?チームワークの見せ所です。

その解決方法を見ていきましょう!!

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【孤立している人は個人だけでなく、集団にも悪影響を与えてしまう】

 

孤独は辛いものです。孤独とは身体的・肉体的に誰とも接点がない状態で、独りや孤立していることとは少し程度の重さが変わってきます。これを解決するためには関係性の量ではなく質が大切であることがわかっています。

 

孤独に対してこれまでにも心理学的にいろいろ研究されてきました。それはビジネスの職場においても例外ではありません。とは言えその場合はフォーカスされていたのは組織における影響ではなく、個人への影響についてです。しかし実は個人はもちろんのこと組織への悪影響の方が対処しなければいけない問題だったのです。

 

まず個人についての影響を見ていきましょう。孤立していると言うことはそれだけでパフォーマンスが低くなってしまうことがわかっています。初めは些細なことでも、個人として孤立していると、だんだん周りとコミュニケーションを取ることが難しくなり、負のループによって修正不可能になっていくことがあります。

チームワークが必要とされる中で、個人が孤立しているとコラボレーティブな仕事がしづらくなるのです。

 

それでは組織についての影響を見ていきましょう。前述しましたが、個人が孤立しているとチームワークが乱れることは明確です。しかしそれ以上に、職場に孤立した社員がいることで周りの同僚にまで悪影響を与えることがわかったのです。空気は伝染します。チームとして仕事をしていないときでさえ、一人が孤立した状態でいると、その空気が全体の空気を重くして、周囲の働きまで鈍化させてしまうのです。

つまりこれは個人だけの問題ではないのです。孤立していると言うことは組織全体で解決しなければいけない問題なのです。

 

解決方法はあるのでしょうか?もちろん個人でできることは努力しなければいけませんが、それができないから孤立してしまっている現状にあるのです。

ここは彼らの上司のサポートが必要です。そしてもちろん同僚のサポートも必要になってきます。そのサポートとは人との関係性プロジェクトの目的共有になります。人との関係性とは上司が中心となって他の同僚と孤立している個人を巻き込んでいくのです。その際孤立している人を特別扱いするのではなく、あくまで役割の中で各々の仕事を完遂できるように進めていきます。

またプロジェクトの共有も重要です。個人で孤立していると残念ながらチームとしての目的を見失いがちです。そして目的を見失っているとそれだけでチームに溶け込むことは難しくなります。したがってチームの目的をシェアすることは重要で、それから個人の目的をチームの目的と関連づかせておかなければいけません。

 

孤立している人をチームに巻き込むことは簡単ではありません。そこには大きなエネルギーが必要だからです。しかし職場としてビジネスを成功させるためには孤立している社員はなんとか対処していかなければいけません。上司としての働きはいかに同僚を巻き込んでいくことができるかが重要な仕事の一つなのです。

ありがとうございました。

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