270、問題解決に必要なのは、何をすべきかではなく、何ができるかを考えること

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

「何をすべきか」「何ができるか」解釈としては、共に何かを解決するにはどうすれば良いか?になります。

しかしこの二つの考え方には大きな違いがあるのがわかりますか?それは後者が前者に比べてウィルパワー(意志の力)が強いことです。ニュアンスとしては少しの違いかもしれません。

ただこの小さなマインドセットの差がビジネスにおいて、いや全てにおいて大きく結果を変えることがあるのをご存知でしたか?

それではみていきましょう!!

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【問題解決に必要なのは、何をすべきかではなく、何ができるかを考えること】

 

長期休暇を利用して孫二人が私の住んでいるイタリアの田舎町に遊びに来ました。そこで私は彼らをもてなすために最高の料理を提供してくれるレストランを予約しました。このレストランは地元でももっとも評判の高いレストランでいつも私を満足させてくれます。

 

私はいつものようにその日のお勧めを注文しました。一品目はトリュフとフォアグラを贅沢に使った前菜が運ばれて来ました。私は美味しくそれをいただき、孫たちに尋ねました。

「美味しかったかい?次は何が食べてい?」すると息子たちは「ピザ!!」と言ったのです。私は驚きました。そのお店ではピザを提供していなかったし、何よりピザよりも数倍高い料理を出してくれる店でピザを欲しがるとは思ってもいなかったからです。

 

私は慌てているとお店の人から提案がありました。近くにピザ屋さんがあるのでそこで注文して出してくれるというのです。もちろん代金はピザの代金以上は請求されませんでした。

私はこのレストランが大好きでしたが、この機会にもっと好きになりました。何より孫たちも喜んでくれて何よりです。

 

実は私は大学でビジネスについて研究している人間です。あのレストランでの出来事はホスピタリティーの高さくるものから来ると考えていたのですが、ある調査をしていた時に、それが何であったかわかったのです。それは問題に直面した時、「何をすべきか」ではなく「何ができるか」を考えなければいけないということです。

前者は与えられた範囲の中で問題を解こうとします。後者は解決策を自由に考えることができるためクリエイティビティーの幅が大きく異なります。現に調査の結果「何ができるか」と常に考えてもらったグループと「何をすべきか」を考えてもらったグループとでは、同じ問題を解決してもらった時によりクリエイティブなソリューションを見つけ出したのです。

 

要はマインドセットの問題です。「すべき」と考えるひとは徐々に選択肢を狭めていきます。対して「できる」と考えるひとは徐々に選択肢を広めていきます。

クリエイティブなソリューションが求めている中で、既存の考え方では解決できない場合がほとんどです。より考え方を柔軟にするためにも、何が自分にはできるのかというマインドセットでいなければいけません。

ありがとうございました。

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