277、ハラスメントを黙殺する職場に未来はない

 

こんにちは。くらもとたいしです。

先日土俵上に女性が救護のために登ったことに対して、アナウンスで完全に女性差別と捉えられる発言が物議を醸しました。

日本は島国なのであまり人種の問題に対して頻繁に直面するわけではありませんが、女性へのハラスメントは社会問題として話題になっています。またその話題はタブーのような扱いをされていて、実際話題に上がっているのは氷山の一角で、大きな問題には蓋が閉められているような状況です。

問題を大きく解決していくことは簡単ではないでしょうが、自分たちのコミュニティー内では解決することができます。その輪を徐々に広げていき、最終的には大きな問題解決に繋がるような理解と活動が私たちには必要です。

それではみていきましょう!!

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【ハラスメントを黙殺する職場に未来はない】

 

職場にいると、ハラスメントじゃないのかな?と思われる、相手に対してバイアスを含んだ発言を聞くことがあると思います。

特に人種と性別に関しての問題は今尚根深く残っている問題です。この問題は会社の大小関わらず存在しています。例えばあなたがその当事者となった場合、声をあげるべきなのでしょうか?それとも我慢して黙っているべきなのでしょうか?

 

そこで私たちはアメリカで464人の人種のマイノリティーの人たちと女性を対象に調査を行いました。調査はいたってシンプルで、「今までハラスメントを感じるようなバイアスを含んだ発言を受けたことがあったか?」と「そのような場合、次のアクションとしてはどのように対応していたのか?」そして「不快に感じたことを発言しやすい環境出会ったなら、もっと声をあげていたか?」といった質問です。

 

まずわかったことは、人は簡単には性格を変えることができないということです。つまり例えばあなたがこの問題に直面しても何も発言してこなかったマイノリティーだとします。すると彼らは発言しやすい環境であったとしても発言しないとこと得たのです。

理由を紐解いていくと、今まで声をあげてこなかった自分が、急に声をあげ出すとは考えにくいと感じたという回答を多く得ました。私たちはこの部分の意識を変えていかなければいけないことを学びました。

 

なぜなら性格を簡単に変えることができないことがわかった一方で、頻繁にハラスメントのような発言を受けている人が存在し、かつ発言できる環境であるならば声をあげたいと答える人が多くいたからです。

彼らは我慢しなくてもいいのです。むしろしっかり声をあげて主張した方が、経営陣もより性格な問題と数字の把握をすることができるようになります。

偏見のある発言は人を傷つけることがわかっていながらも、なかなかなくなることのない問題です。なぜなら発言者は深く意図を考えずに発言してしまっている場合がほとんどだからです。

このような環境では、発言者がその間違いに気づき修正するためにも、声をあげやすい環境を作り、促進していく中で、お互いがもっと働きやすい職場づくりが必要なのです。

ありがとうございました。

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