286、まだ長時間労働で、自分を消費しているの?

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

タイトルをブロガーで有名なイケダハヤトさんからもじらせてもらいましたが、本当にその通りです。長時間労働しなければいけない環境が蔓延していると、次第にその人の心と体が蝕まれていきます。それが自分が本当にしたいことなのであれば問題はありませんが、自分のしたいことを仕事にできている人などほんの一握りのはずです。

今企業の「副業解禁」の流れがきています。今勤めている会社が自分のしたいことないのであれば、時間内に全力で仕事を終わらせて副業を始めましょう。残業で給料をあげるのと副業でお金を稼ぐのとでは同じ金額でも経験値としては後者の方が圧倒的に利点があります。

あなたは時間を会社のために使いますか?それとも自分のために使いますか?

それではみていきましょう!!

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【まだ長時間労働で、自分を消費しているの?】

 

「ロボットになりたい。」そう会計事務所で働いているマネージャーは口にします。なぜなら彼女は慢性的なオーバーワークに悩んでいたからです。もちろん彼女だけが特別ではありません。同僚たちも同じような状況で働いています。したがって彼女はこの状態が普通であると洗脳されていました。そして来るはずのない明るい未来をみながら今日もハードワークに勤しんでいたのです。

 

このような状態に悩んでいる業界はたくさんあります。私が調査しただけでも、会計・弁護士事務所、コンサルティング会社や他様々なホワイトカラーの仕事はこれに悩んでいます。この状態が私たちの精神・身体どちらにも悪影響を及ぼすことがわかっていながらもどの業界もこのような状況に悩んでいるのです。

特にこのような状況はプロフェッショナルな業界と人員不足の会社、利益率が低い会社でみられます。なぜなら自分が抜けるとその部分が回らなくなるため、自分がその役割から抜け出すことができないと思っているのです。

 

これは自分が昇進すれば変わって来るのでしょうか?若いうちにハードワークをして早くに出世しておくと、出世後はゴルフなどを楽しむことができるのでしょうか?答えはノーです。

過去にはそのように考えられている時代もありましたが、現代では昇進しても、いやむしろ地位が上がるほど仕事の責任と忙しさは増すとされています。つまり私たちは過剰に働けば働くほど、より忙しくなっていくからくりになっているのです。

 

しかしこの状況はどこかで壊さなくてはいけません。私たちは仕事をするためだけにいきているのではないのです。いわゆるエリートとされている人たちは自分のステータスを高めるためにもオーバーワークする傾向にありますが、心や体が壊れてしまったりしては意味がありません。

日本で過労死”Karoshi”という言葉が流行るほど、一時期日本でもオーバーワークが問題になっていましたが、仕事のしすぎで死んでしまっては本末転倒です。

 

では私たちは何に気づかなければいけないのでしょうか?二つの側面から考えられます。それは個人の視点と組織としての視点です。

まず個人の視点としては、自分の業務を振り返ってみます。その中で重要度が低いわりにそれに時間が取られているものはありませんか?またきた仕事全てをそのままこなしていませんか?私たちは体が一つなので、何をするのかは常に優先順位をつけなくてはいけません。自分にとって、そして会社にとって何が効果的なのかを見極めて、タスクをこなしていくのです。

次に組織としての視点です。まず私たちが気をつけなければいけないのは、オーバーワークに対する考え方です。中にはオーバーワークは当たり前と考えているマネージャーもいることでしょう。しかしこれは全くの時代錯誤です。あなたが今これを読んでいて、「若い人は根性が足りない」と感じているのであれば、すぐにマインドセットを変えてください。あなたの今のスタンスからは新しいものは生まれてこないからです。

次に評価の概念の見直しです。長時間労働を評価軸に設定しているところはないと思いますが、個人の感覚としては長時間労働をしている社員の方を依怙贔屓してあげようとする心情を持っている人があるのが事実です。しかし残念ながらこれは反対で時間内に全てのタスクをこなす方が、長時間働いている人よりも優秀で評価されるべきなのです。

オーバーワークを無くしていくためには私たちのマインドセットから変えていかなくてはいけません。長時間労働がダサいと思われるような社会が理想なのではないでしょうか?

ありがとうございました。

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