291、優秀な若者を採用するための、正しいアプローチと間違ったアプローチ

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

最近日本でもファーストキャリアといった言葉を、就活生から聞くことが多くなってきました。これは新卒で入った企業でずっと仕事をしていくのではなく、その企業を初めのステップとして次々とキャリアを積んでいくといった考え方です。

これはかなり良い傾向です。安定という言葉が神話になりつつある今、私たちは自分たちの足でしっかり立てるようなスタイルを築いていかなければいけないのですから。

それではみていきましょう!!

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【優秀な若者を採用するための、正しいアプローチと間違ったアプローチ】

 

全ての企業がGoogleやAppleといった企業みたいに、若い人たちがこぞって就職したいと思えるような企業ではありません。むしろほとんどの会社が若者からすると退屈そうな企業に見えている中で、そこの企業は優秀な若者を採用していかなければいけない状況にいます。

このような状況の中でどのように戦略的に動けば、若者がその企業で働きたいと思わせることができるようになるのでしょうか?ここでは正しいアプローチ、そして間違ったアプローチをみていきたいと思います。

 

まずこちらのアプローチを皆さんはどう思いますか?ある企業は若者を惹きつけるためにある広告をうちました。その広告では社員がゾンビの格好をしているワークプレイスが写っています。これは楽しく仕事ができる職場であることをアピールすることが目的です。

また他の企業では、ダウンタウンに職場を構えて、スタートアップのスタイルを取り入れて、ワークスペースにフリーのスペースやドリンクやスナック、ビールまでを準備したファシリティーを充実させています。

 

一方こちらの取り組みはいかがでしょうか?圧倒的にその企業のビジネスインパクトのあるタスクに取り組むことができることを謳い文句にするのです。なかなか最近入った人では体験できないような仕事をそこの企業でならできるのです。

 

一見どちらも若者を惹きつけるには有効そうですが、実は前者はあまり効果がないことがわかっています。なぜなら企業が前者のような施設を用意してくれていなくても、若者は他の場所でそのようなものを探すことができるからです。

むしろ後者の圧倒的に負荷の高い仕事はそう簡単には経験することはできません。今の考えられ方として、その企業でずっと続けていく考え方ではなく、いかにその企業でキャリアを積んで次につなげていくかを重視していく傾向にあります。つまり会社から得られる福利厚生のようなものよりも、キャリアを若者は求めているのです。

これは優秀な若者であればあるほど、このような傾向が強いことがわかっています。採用に苦しんでいる企業の人は一度このような広告をうってみてはいかがでしょうか?

ありがとうございました。

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