292、相手を変えるには、説得するよりも話を聴いてあげる方が効果を発揮する

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

「相手にフィードバックを行う」このようなお題が出された時、あなたは事実にしたがって、相手がが今どのような状態であるのかを伝えていくと考えると思います。

しかし色々な場面で言われていることですが、人は話をする倍、人の話を聞かなければいけません。これはフィードバックの場面でも同じことです。

一方的な会話は相手のことが考慮されていません。相手のことが考慮されていない話は、相手に響くことはありません。なぜなら的外れなことを行っている可能性が高いからです。

私たちは口が一つに対して耳が二つあることを常に意識しなければいけません。

それではみていきましょう!!

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【相手を変えるには、説得するよりも話を聴いてあげる方が効果を発揮する】

 

フィードバックは、上司が部下に学びや工場の機会を与えるために必要な時間です。しかし調査の結果によるとフィードバックが効果的なものになっていないケースが多々あると報告されています。これはネガティブなフィードバックはもちろん、ポジティブなものまでこのようなあまり効果が出ていないとされているのです。

これはフィードバックは本人が望む望まないに関わらず、外から変化を要求されるものとと考えられているからです。つまり自分の意思とは違っていても変化をさせられることにフィードバックを受けている人は違和感を覚えてしまうのです。

 

ここでポイントになってくることが聴く力です。よく傾聴力と言われますが、フィードバックにおいても傾聴力は非常に重要なスキルになってきます。グループを形成する際、話ばかりをする人が集まっても、そのグループに集まりは生まれません。

その中に聴く人がいなければいけないのです。なぜ聴く人が重宝されるのでしょうか?それは聴く人がいることで話している人が何を伝えたいのかを頭の中でまとめることができるし、聴く人は論理的に話の構造を組み立てていくことができるからです。

 

つまり上司は聴く力が必要なのです。部下の話を尊重した上でフィードバックを行なっていかなければいけません。しかし傾聴力は鍛えることはできても、なかなか多くの人に備わっているものではありません。

なぜなら話を聴くほうが話すことよりも、エネルギーを消費するし、聞いている時間を時間の無駄と思う人もいます。加えて聴くことで自分の意見を変えなければいけないことに不安を感じている人もいるのです。

 

しかし部下を育て、自分も成長していくためには傾聴力を鍛えていかなければいけません。そのためまず、100%相手に集中しましょう。デジタルデバイスなどと距離をおくのも良いでしょう。

次に、邪魔をしてはいけません。意見するにしてもまずは相手の意見を完全に聴き終わってからにしましょう。

そして多くの人がやってしまいがちなのが、ソリューションを提示することです。経験がある人は自分の経験からソリューションを導くことができますが、その役割はあなたではありません。話している人その人が見つけなければいけません。そのためあなたはそれを導いてあげる役割をしてあげれば良いのです。

最後に良い質問をしてあげましょう。良い質問とは何か?それは相手の考えを理解した上で、相手の伝えきれていない部分を掬ってあげることです。これは簡単なことではなく、繰り返し質問の練習をしていかなければいけません。

 

このような方法を相手に反芻させながら繰り返し行なっていきます。この方法が実践できれば今までの相手の反応とこれからとでは大きく変わっていくことでしょう。

それほど聴く力とは大きなもので、話してる人は自分が受け入れられると感じられると、より一層その人を信頼するようになるのです。そのようになって初めてフィードバックも効いてくるようになるのです。

ありがとうございました。

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