295、個人としての力ではなく、チームの感謝の積み重ねがこれからの組織を作っていく

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

「個人の時代は終わりました。これからは集団の時代です。」このような記述があらゆる記事や発言で見る機会が増えてきました。なぜでしょうか?長く続いた個人主義の時代が終わり、集団が力を持つようになるのは何が原因なのでしょうか?

おそらくそれは私たちが求めるものが変わったからです。今までは効率が追求されてきた時代でした。したがって一人のエリートが他の人よりも効率的に仕事をこなすことが評価されていました。しかし今効率はテクノロジーによって置き替わられるようになりました。

これから私たちは今までになかったものを生み出すことが必要とされてきます。この時必要なことは個人としての効率の追求ではなく、チームとしてのコラボレーションやクリエイティビティなのです。

それではみていきましょう!!

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【個人としての力ではなく、チームの感謝の積み重ねがこれからの組織を作っていく】

 

リーダーとして社員が成長するために必要なことは何だと思いますか?※GRITですか?社員が成功していくためにはもちろんGRITは欠かせません。しかしそれが十分条件では無いのです。

では他に必要なことは何でしょうか?それは感謝です。感謝と聞くと感覚的な感じがする人も多いと思いますが、この能力はこれからいきていく中で非常に重要な力になってきます。

この感謝としての力が重視され始めたのは最近です。個人ワークからチームワークが重視され始めたことからでしょうか?むしろそれまでは感謝よりも誰かとの競争心の方が必要な力とされてきましたが、ビジネスにクリエイティブが求められてきている中で、この感謝という力が非常に重要になってきているのです。

 

グーグルでも述べられているようにこれからは個人としての能力だけではなく、チームワークが必要で、そこには相手への感謝やリスペクトが非常に大切であると考えられています。

もちろん個々人といての能力の高さは重要です。しかしそれが絶対条件では無いということなのです。では社員が職場環境や同僚などを含めた仕事に感謝を持つようになるためには何が必要なのでしょうか?それは尊敬と共感、プライドです。

 

まず尊敬からみていきましょう。今まではヒエラルキーのもと、役職や年齢で尊敬のレベルが分けられていました。しかし今はフラットな関係性が求められています。

例えば役職の高い人が全てを知っているわけではありません。むしろ最新のトピックについては、若い人の方が知見が深い場合があります。したがって私たちは全ての人を尊敬しなくてはいけません。そしてそれが良い人間関係を生み出し、感謝の気持ちが育てられるのです。

 

次に共感です。人それぞれ考えが違うのは当然です。むしろ考えの違いの隙間から新しいアイデアは生まれてきます。なので私たちは相手の意見を無下に反対してはいけません。なぜなら彼れは違った視点から答えを導き出しているからかもしれないからです。

この時大切なことが共感する力です。相手の考えに自分を合わせていくことで相手が何を求めているのかを考えていきます。もちろん自分の意見を持たないわけではありません。自分の意見を持ちながらも相手のことを理解しようと努めていく必要があるのです。

 

最後にプライドです。レベルの高いチームワークを生み出すためには個々人の能力が高い必要があります。つまりプロフェッショナルである必要があるのです。ここで言うプライドとは凝り固まったプライドではなく、プロフェッショナルでアップデート可能なプライドです。

一人一人がオリジナルのプライドを持つことでその集団は非常に強い集合体になります。そしてこの環境が職場の一体感を生み出し、全体に感謝の気持ちを生み出してくのです。

 

文字にすると何を当たり前のことをいっているんだと思われるかもしれません。しかし自分の昨日の1日を振り返ってみてください。誰かに感謝することはありましたか?むしろ相手に対してストレスを感じたりしていませんでしたか?

この考え方は意識していなければ持続することは簡単ではありません。例えばスマートフォンのトップやデスクに書き出してみてはいかがでしょうか?常に見えるところに置いておくことで、意識しやすい環境を作ることが大切です。

※GRIT:情熱を持って物事を継続する力

ありがとうございました。

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